
のる
@nlnl9n
2026年5月17日
夢十夜 他二篇
夏目漱石
読み終わった
一緒に収録されていた◸文鳥◿を読んだ。
最初は勧められるがまま文鳥を飼う話なのかなって読みすすめていたら、だんだん文鳥に対する扱いが気になってならなかった。
昔の女の話が出てきたり、きっとあのあたりで無意識の愛着心は出てたんじゃないかなと思う。
でも、あんなに放置してしまっていては、ああいう最期になってしまうよなと思ってしまい、文鳥がかわいそうで仕方なかった。
主人公は家人のせいにして、声を荒げて怒ったり、三重吉に文句の葉書を送ったり、そういう描写で、いつの間にか文鳥に情が移ってたことを知るんだなって思った。
三重吉も最後何も言わなかったのは、だれかのせいではなく、ただ気づくのが遅かったと言いたかったのかな?
自分も猫を飼っているから、途中からだんだんそんな世話の仕方で大丈夫なの?と気が気でなかったけど、勧められるがままに飼ってしまうと、そうなってしまうこともあるんだなって思ってしまった。
小さい頃、夏祭りですくった金魚を持ち帰りたくなかったのは、こういう思いをしたくなかったからなのかもしれない。