
タナカ
@tnk
2026年5月17日

プロジェクト・ヘイル・メアリー 下
アンディ・ウィアー,
小野田和子
読み終わった
再読
Audible
@ カフェ
※劇場版のネタバレもしています※
小説映画を交互に摂取して、活字と並行して朗読で再読したけど、井上悟さんのナレーションの良さをしみじみと感じている。ロッキーのシンプルな受け答えにも感情の浮き沈みによって声色の変化があって、それがもう愛おしくて愛おしくて……😭
あと、先日2度目の劇場版鑑賞をした際、1度目より感極まってしまって不思議だった。1度目は小説との差異ばかり気にしてしまったけど、2度目は劇場版ならではの演出や脚色をポジティブに楽しめたのかも。ずっと考え続けて、と言うロッキー本当にたまんないな。
でもやっぱ原作の試行錯誤ぶりが、この結末に重みとグレースの凄さを際立ててくれてるから、劇場版良かったねえの人には小説も読んで!活字アレなら朗読版も明るくて聴きやすいからオーディブル無料期間使ってそっち聴いて!と鬼プッシュしたい……。
劇場版のストラットの方が人情家だよねと言う人もいるけど、原作のストラットだってかなりそうでは……?と再読で感じた。グレースを問答無用でヘイルメアリーに乗せると決めてふん捕まえて軟禁状態にした"後に"、改めて自ら私的なこともまじえて話をしに行ける人だよ。どうしたって彼に片道で死ねと命ずるしかないのだし、しばらくは記憶喪失にさせるのだからここで話をしたって大して意味などないのに、
そのまま眠らせて船に乗せるのではなく話をしに行ったのはグレースへの思いやりだと自分は感じた。自分の心の負担を軽減させようとか、そういうことで何かをする人ではなかったので。彼女の境遇についても、もっと知りたかったな。
原作にそれが欲しかったと言うわけではないけど、劇場版の陽気な文脈でグレースから送られたメッセージをストラットが確認するシーンが追加されてるのはピッタリだなあと思ったな。劇場版が映画としてやってほしいことを精一杯やってるのが二度目の鑑賞で噛み締められて、原作との反復横跳びが捗る作品でした。


