
rsan
@rsan_0309
2026年5月17日
イン・ザ・メガチャーチ
朝井リョウ
読み終わった
ファンダムをテーマにした作品で、かなり人間の深いところまで入っていく感じの話になっている。
人間は何かしら熱中できるものが無いと不安に感じてしまうよね、といった内容は共感できた。
周りは人生のコマを進めていくなかで、自分だけ取り残されることの不安だったり、人は暇になると漠然とした不安感に襲われる。
その中で推し活、ファンダムといったものが救いになったりすると…
ただその結果、周りから見たら異様な形で見えてしまう…
でもそれは異様に見えて、本人からしたら、ごく自然な成り行きだったりする、というのがとても良く描かれてる。
正直自分は推し活にあまりのめり込むタイプではなく、自分はそうはならないと思いつつ、推し活にのめり込む登場人物にかなり共感できるところもあった。
ただ、のめり込まないのが良いのか?というとそうではない、単純ではない人間の本質みたいなところがあり、そこがこの本のメッセージの一つにもなっている…
物語にのめり込んだほうが幸せなのかもしれないというのは、薄々と共感した。
この本はかなり本質をついていて、自分の人生についても考えさせられました。
そういった本質を本という形で良く表現していて、評価され話題になってるのも納得しました。
