
ひなこ
@hnk927
2026年5月17日

戦争と五人の女
土門蘭
読み終わった
すごい本を読んでしまった
@ 恵文社 一乗寺店
恵文社に来たからには何かここでしか出会えない本を、と思って勘で装丁に惹かれた本を買ったら、土門蘭さんの本だった。へえこういうのも書く人なのかと思って帰りの新幹線で開いたら、これがまた重量のあるというか、匂いがすごいというか、とにかくイージーに読める本じゃなく。
戦時の歓楽街で生きる女たちの話で、暴力や貧困、搾取の描写がもう隙間なく張り巡らされていて、大きなものの力に打ちのめされるのもこの本の凄みではあるけど、でもそういう世界の中で繰り出される「いつか死ぬと分かっていても、より良く生きようとするのが人間」みたいな言葉の方がもっとずっと力強くて、これこそこの本の凄みかなと思う。

