
ぱるすぴこ
@k0711062
2026年5月18日
家族解散まで千キロメートル
浅倉秋成
読み終わった
29歳の周には、姉のあすな、兄の惣一郎、両親がいる
どこにでもあるありふれた家族、ではなかったが
なんとかここまで乗り越えてこられたのは
「いつも不在にしている救いようのない父」という
諦めにも似た共通認識が家族にあったからだ
正月に帰省で集まった一同だったがもちろん父はいない
3日後にこの家族は解散することになっていた
そんな中、荷物の整理をしていると使っていない倉庫から
神社に祀られているご神体が見つかった
「え、これ何?」「まさか、また?」
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ご神体を返すために奔走する前半戦は未解決の謎が多くて、動機や意図がわからないままモヤっと。
そこからの伏線回収が鮮やかな上に、じわじわと辿り着く真相に驚愕。え、お父さん◯◯にいたんだ、、と分かってから読み返すとミスリードの多さに再び驚愕。
終盤は「家族」「普通」「常識」「世間」に対する凝り固まった認識への疑問を、読者に投げかけ考えさせられる
