ブトマ
@togo1004
2026年5月18日
文庫 銃・病原菌・鉄 上
ジャレド・ダイアモンド,
倉骨彰
マオリ族とモリオリ族の話
とても興味深いお話。
同じポリネシア人がルーツの2つの部族が
進化するにあたって"島の環境"が違うことで
片方は有効的な和平を申し出たが、片方は暴力によって滅ぼした。
滅ぼした方のマオリ族はニュージーランドという
比較的広い島で進化したから他の集落"との争いを経験していて、一方のモリオリ族はチャタム諸島という小さな島で争いもなく"家族"みたいな部族だった。この争いを知らないって所が滅ぼされた原因で、これは格闘技におけるグレイシー一族理論に近い。格闘技において関節技は100種類以上あってそれをある程度覚えなきゃいけないのは
技を知らないと相手にやられた時に一方的にやられるからであり、守りのために覚える。みたいな話を聞いたことがある。
つまり、滅ぼしたマオリ族は世界における"技"を
モリオリ族より知っていたことになる。
本書は実験マウスのように人類を俯瞰していて面白い。