ブトマ
@togo1004
ホラー小説500冊目指します
- 2026年5月25日
シャイニング 下スティーヴン・キング,深町眞理子シャイニング 下 下巻から読む 映画版では唐突すぎて怖かった ジャックのウェンディに対する"殺意"みたいなものが、原作では段階的に表現されてるし 納得の結果なように思えるし、 「そもそも噛み合わない2人だったのでは?」 的にいつも通り、幽霊屋敷は蓄積した業の表現場所にしか過ぎない。 キングは格闘技で言うところの"試合"以外の部分を想像せるのが抜群でございますね。 - 2026年5月21日
夏草の賦 上司馬遼太郎夏草の賦 岐阜・美濃から土佐に嫁いだ理由が 『オモロそうだから』が理由の菜々 旦那の長宗我部元親が「実は女に産まれたかった」と言うと菜々は「えー、わたし男が良かったんですけど〜」と心の中で呟く。 司馬遼太郎は対話させることでキャラクターを魅力的にみせるのが上手いな、菜々はどことなく 【成瀬は天下をとりにいく】 の主人公・成瀬と行動原理が似ている。 この時代における"女性像"ではないし 現代におけるロケタレントみたいなノリを感じる - 2026年5月21日
骨灰冲方丁読み終わった設定はオモロかったです。キングのシャイニング的に 蓄積された"灰"になった人間の呪いが現代・渋谷に具体化するってのは良いですよね。ただ私は超常現象に怖さは感じないタイプで"呪い"みたいな恐怖のせいで現実社会での抗体が弱まり騙されたり、酷い目に遭うってい 結局は人怖に着地しないと納得できないので、 消化不良感はありましたね。エンディングも好きじゃないっすね、ホラーであんなハートフルな締め方したら終わりっしょ、日本エンタメ独特のエンディング近くで周りが良い人ムーブする感じも嫌っすね。 - 2026年5月21日
骨灰冲方丁読み終わった読み終わり〜 ラストのぬるいハッピーエンド最悪だったな、 警察が介入して来た割に、主人公に刑事的罰がないのも意味わからなかった。 日本のエンタメにありがちな エンディング近くで良い人ムーブしだす登場人物たちも、まぁまぁって感じで。 やっぱホラーって設定じゃなくて魂で書くもんなんだな、じゃなきゃ刺さらんわ - 2026年5月20日
- 2026年5月20日
- 2026年5月19日
文庫 銃・病原菌・鉄 上ジャレド・ダイアモンド,倉骨彰銃・病原菌・鉄 第3章 スペイン人とインカ帝国の激突 本書のタイトルはヨーロッパ人が他の大陸を征服できた要因を凝縮して表現したもの。 どうしてインカ帝国がスペインの"侵略"行動に対してあまりにも無知で見当違いな考え方をしていたのかが浮かび上がってきた。 次章からは「では何故?ヨーロッパかそのように進化できて、インカ帝国は進化しなかったのか?」の謎を考察 これを日本の街とか県単位で考えてみると楽しいかもしれない。「なぜ、吉祥寺はおしゃれな街になったのか?」とか - 2026年5月19日
十二月の十日 (河出文庫 ソ 3-2)ジョージ・ソーンダーズ,岸本佐知子読んでるセンプリカ・ガール日記 おもしろかった この短編の社会では"SG"と呼ばれる異国の貧しい女性たち(移民)の頭部にワイヤーを通して 庭に吊り下げて「庭の飾り(イルミネーション)」として鑑賞することが中流階級の富のステータスとされている。 このステータスの話はすごく興味深く 専門書なんかもあったりするんで それも読んでみたい。 本書はNetflixのブラック・ミラー的な話が多い。 ディストピアSFをサクッと読めていいですね - 2026年5月18日
骨灰冲方丁読んでる骨灰 第1章読み終え 文体がかまいたちの夜っぽいと言うか サウンドノベル的って言うのかな、 なんか"怖がらせよう"感みたいなのを感じる。 まぁ、それはそれでいいと思うのよ 本作は設定もオモロいし、むしろ日本ホラー小説ではそれが主流なのかもしれない - 2026年5月18日
文庫 銃・病原菌・鉄 上ジャレド・ダイアモンド,倉骨彰マオリ族とモリオリ族の話 とても興味深いお話。 同じポリネシア人がルーツの2つの部族が 進化するにあたって"島の環境"が違うことで 片方は有効的な和平を申し出たが、片方は暴力によって滅ぼした。 滅ぼした方のマオリ族はニュージーランドという 比較的広い島で進化したから他の集落"との争いを経験していて、一方のモリオリ族はチャタム諸島という小さな島で争いもなく"家族"みたいな部族だった。この争いを知らないって所が滅ぼされた原因で、これは格闘技におけるグレイシー一族理論に近い。格闘技において関節技は100種類以上あってそれをある程度覚えなきゃいけないのは 技を知らないと相手にやられた時に一方的にやられるからであり、守りのために覚える。みたいな話を聞いたことがある。 つまり、滅ぼしたマオリ族は世界における"技"を モリオリ族より知っていたことになる。 本書は実験マウスのように人類を俯瞰していて面白い。 - 2026年5月18日
十二月の十日 (河出文庫 ソ 3-2)ジョージ・ソーンダーズ,岸本佐知子読んでるセンプリカ・ガール日記 家庭がある中年サラリーマンの日記 気付いたら文学的になってて やっぱ日記が始まりな気がするよ 芸術の、って思った。 - 2026年5月17日
すべての美しい馬コーマック・マッカーシー,黒原敏行読み終わったシュシュっと読了さん 川の流れみたいに"自然に"血が流れてる。 本書は暴力がすごく隣にある作品なのに、 汚くて、強い言葉は出てこない。そして、常に馬がそばにいる物語だから"暴力"ってものが自然に見えてくるんですよね。「これって当たり前だよね」的な 東出昌大さんの狩猟YouTube見てる感じなったな、 生きる為に食うんだから、殺生も、当たり前なんだ そう思わされる。物語としてはわりと単純な話。 射的が得意なのび太くんが『ドラえもん!僕は現代は合わないからタイムマシン乗って西部時代に行きたい!』みたいな物語。のび太からノビータへ - 2026年5月17日
- 2026年5月17日
すべての美しい馬コーマック・マッカーシー,黒原敏行本書は暴力がすごく隣にある作品なのに、 汚くて、強い言葉は無いし、常に馬がそばにいる物語だから、"暴力"ってものが自然に見えてくるんだよなぁ、当たり前だよね的な それはすごいことなんじゃ無いかって思ったね - 2026年5月17日
すべての美しい馬コーマック・マッカーシー,黒原敏行あと30ページくらいで終わる。 きっと私の"読書レベル"的にはちょっと似合わない本だったけど、そんなのはどうでもいい。 この描写、もっとどっぷり感じたいみたいな所がたくさんあったけど、しっかり爪を立てれた部分もある。またいつか読もう。 ラストでブレヴィンズの馬を取り返そうとするのは、何故だか必然に思えた。 あんな出会って数日の少年の、しかも馬なのに、 なんだか親友の大切なものを取り返そうとするような、魂を感じましたよ。 - 2026年5月17日
文庫 銃・病原菌・鉄 上ジャレド・ダイアモンド,倉骨彰銃・病原菌・鉄は最高だよ 世界のさまざまな民族が、それぞれ異なる歴史の経路を辿ってきたのは何故だろう? と言う壮大な世界規模のミステリー小説なんだよな、面白いよこれは - 2026年5月16日
- 2026年5月15日
新選組血風録 新装版司馬遼太郎,蓬田やすひろ前髪の惣三郎、芹沢鴨の暗殺、沖田総司の恋 などが好きな短編 本日は油小路の決闘を読みました。 篠原泰之進の耳を洗う癖みたいなツカミの部分が すごく上手なんだよな「男は子供の頃からの癖を抱えて生きていて、その癖を消したら女にとってどの男がどれか分かんなくなるだろ」みたいな理屈も、分かりやすくキャラクターを表現して 愛着を沸かせている。 私は割と新選組の近藤・土方派閥の方が圧倒的に"イカれている"と考えているので 現代的に見れば伊東派閥がマシて 伊東派閥から見る恐怖で集団を縛る "殺人集団"としての新選組も好きなので 面白く読めた。 - 2026年5月14日
怒りの葡萄〔新訳版〕(下)ジョン・スタインベック,黒原敏行怒りの葡萄 読み終えました。 割と静かに終わったけど 衝撃のラストだったな。 後半印象的だったのは ケイシーが刑務所入って その中で「たくさん新しく入ってくるやついたけど、みんないいやつだった、悪いのは人間じゃなくてシステム・社会がそうさせてる」みたいに言うんだけど、それは真理じゃないかって思った。 - 2026年5月13日
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