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@bunkobonsuki
2026年5月18日
幻影の戦
庵野ゆき
前作の『水使いの森』が少女の冒険活劇とするならば、本作は姉妹の政治劇だ。国を統べるラクスミィ(ミイア)・アラーニャ姉妹は国の要所を巡ってカラマーハ帝家と戦争することになる。
作者が作品ごとにジャンル・作風を変えることはあるが、同じシリーズでここまで大胆に変化させるのは珍しい。それでいてシナリオに前作との齟齬が見られない。自然に話がつながっていく。
表紙の女性について語りたい。
はじめ、私は表紙の女性をタータ(ミイアの師匠)だと思っていた。ところが話が進むにつれて彼女がミイアだと気がついた。
成長し、逞しくなった主人公。その姿は師匠にそっくりだ。