
藍色
@momihia
2026年5月19日
ちゃっけがいる移動図書館
高森美由紀,
髙森美由紀
読み終わった
図書館本
じんわりとあたたかな気持ちにさせてくれる物語だった。
非正規雇用でいつ更新を止められるかわからない不安の中で生きる主人公の実さんの描写があまりにも現実的なで読むのがしんどい描写もあったけれど、偶然拾って成り行きで預かることになった子犬のちゃっけと生活する中で少しずつ変わっていく実さんの様子にすごく共感できた。
犬であれなんであれ、自分に100%の信頼と愛情を向けてくれる存在以上に心強いものなんてないのかもしれない。
最初はむかつく存在だった佐藤さんも最後にはコミカルな存在に思えて、結局苦手な人も自分の心持ち次第なのだと気付かされた。
終盤の実さんが川口さんへ向けた言葉はしんどくなったときに思い出したい言葉だと思った。
実さんが利用者に勧めていたり、彼女自身が読んでいる本が面白そうで読みたくなった。
そしてちゃっけが本当に可愛くて癒された。

