
taku
@taku2
2026年5月19日

霧をはらう
雫井脩介
読み終わった
小児病棟での点滴殺傷事件を題材にした法廷サスペンス小説。
冤罪で逮捕された生き残った女児の母親は自白後に否認しており、勝ち目の薄い裁判に挑む弁護士が主人公の物語。
点滴殺傷事件の他にも実際に起きた事件をモチーフにしていてリアリティがあった。
母親を信じきれず大事件の被疑者の娘として虚勢を張って生きなきゃ行けないのは辛いなと応援したくなった。
弁護士側も無罪だと確信出来ないと戦えないよね、という当たり前のことを突きつけられた話でもあった。
重苦しい霧の中にいるけれど少しずつはらわれていってすっきりとするそんな読後感。









