
きょーこ
@kyo-kom
2026年5月19日
読み終わった
すごく分かりやすくて、政治思想に疎い自分でも理解しながら読み進めることが出来た。手に取って良かったと思える一冊。
同著者の『民主主義とは何か』の時はルソーに関する記述見ても、ここまで「なるほど〜!」って腑に落ちなかったので、先にこっち読んどいた方が理解しやすかっただろうなと思った。
「一般意志」含め色々な単語をルソーがどういう意味で使っているのかなどを、優しい言葉で丁寧に言い換えてくれており、ルソーの社会契約論がどんなことを言っているのか前よりもザックリとだけど分かるようになった気がする(もちろん著者の解釈や主張を含むけど)。
社会や政治をもっと正しく善いものにしていこうとする主張や議論に対して、「そんなこと言っでもどうせ変わらない」「非現実的」と腐す声があるのに私はモヤモヤしており、たとえ叶わない理想だとしても、理想を掲げて考え続けることや議論を続けていくことが大事だと思っているので、著者の主張やルソーの解釈がすごく刺さった。理想と現実が乖離しているのは当たり前で、だからこそ現実を出来うる限り理想に続けるためにも、臆すことなく理想を掲げるべきなんだという、ルソーを通して語る著者の言葉が心強い。一読するだけじゃ忘れてしまうので、他の関連本を読みつつこれもまた読み返そうと思う。
