
きょーこ
@kyo-kom
心温かくなる話も好きですが、心が重く沈むような話も好きです。
最近は文芸よりも人文系の本が多め。
- 2026年5月23日
1984ジョージ・オーウェル,田内志文読み終わった - 2026年5月19日
読み終わったすごく分かりやすくて、政治思想に疎い自分でも理解しながら読み進めることが出来た。手に取って良かったと思える一冊。 同著者の『民主主義とは何か』の時はルソーに関する記述見ても、ここまで「なるほど〜!」って腑に落ちなかったので、先にこっち読んどいた方が理解しやすかっただろうなと思った。 「一般意志」含め色々な単語をルソーがどういう意味で使っているのかなどを、優しい言葉で丁寧に言い換えてくれており、ルソーの社会契約論がどんなことを言っているのか前よりもザックリとだけど分かるようになった気がする(もちろん著者の解釈や主張を含むけど)。 社会や政治をもっと正しく善いものにしていこうとする主張や議論に対して、「そんなこと言っでもどうせ変わらない」「非現実的」と腐す声があるのに私はモヤモヤしており、たとえ叶わない理想だとしても、理想を掲げて考え続けることや議論を続けていくことが大事だと思っているので、著者の主張やルソーの解釈がすごく刺さった。理想と現実が乖離しているのは当たり前で、だからこそ現実を出来うる限り理想に続けるためにも、臆すことなく理想を掲げるべきなんだという、ルソーを通して語る著者の言葉が心強い。一読するだけじゃ忘れてしまうので、他の関連本を読みつつこれもまた読み返そうと思う。 - 2026年5月14日
民主主義とは何か宇野重規読み終わった自分は学生時代に政経を取っておらず、政治思想のことを殆ど何も分かっていない状態でこれを読んだので、正直かなり難しく感じた。 それでも、分からない・難しいところがありつつも、この本の内容が良いものだというのは感じ取れた。自分の知識が浅く、頭の中で話を整理出来ておらず、なんとなくの印象で語るフワッとして感想にしかならないのが悔しくもある…。 知識が浅い段階で読む本ではなかったけど、でも古代ギリシアから現代にかけての民主主義の歴史は、初めて知ることばかりで知的好奇心を刺激されて面白かったし、歴史や政治思想の話だけではなく、民主主義が抱える問題点や課題についても述べられているから、現在に繋がる話として興味関心を持って読めた。結果として、自分にとっては「いま読んで良かった〜!」と思える一冊。 これきっかけにルソーやトクヴィル、アーレントについての本も読んでみたくなったし、民主主義についてももっと色々読んだり考えたりしたいという気持ちになれた。 ちょうど憲法読本を読んだあとだったので、三権分立の重要さや、自治(政治に参加・当事者意識を持つこと)の大切さは重複する箇所でもあり、今の日本はその両方が欠けている状態なので、どうにかそれらをマシにしていかなくてはいけないなと改めて思った。本書で挙げられている民主主義の弱点や悪い部分のほとんどが、今の時代に当てはまっており、民主主義の良くないところが表面化してしまった時代を自分はいま生きているんだと実感する。 まだ本の内容(や民主主義のこと)を全く咀嚼できていないし、自分の頭で考えるということができていない状態だから、もう少し知識蓄えてからこの本はまた読み返したい。 政治や社会の話って難しいって思うけど、でも民主主義は主権者たちの努力なしには成立しない制度だから…。やっぱり知って考え続けることが、より良い政治や社会には不可欠なんだなとしみじみ思ったので、ゆっくりとだけど学んでいきたい🐢⸒⸒ - 2026年5月13日
宗教ってなんだろう?島薗進読み終わった - 2026年5月11日
天皇への敗北國分功一郎読み終わった - 2026年5月7日
華氏451度〔新訳版〕レイ・ブラッドベリ,伊藤典夫,小野田和子読み終わった - 2026年5月5日
憲法読本杉原泰雄読み終わったジュニア向けにしては文量あるし、内容もすごく読みやすい本というわけでもなかったので、読了するの大変だった。 でもこの世の中においては特にこれ(憲法のこと)は知っておいた方が良いことであるし、これからも知る努力や考えることは続けていかないといけないなと強く思う。 読んでみると全然知らない·覚えていないことがめちゃくちゃあったし、想像以上に政府がここ数十年で屁理屈捏ねて憲法無視して権力濫用出来るように状況を整えてしまっているんだなということがわかった。 小選挙区制度導入が現政権に有利に働くばかりで、与党による権力濫用や汚職が正されることなく、政党同士や衆参院での相互の監視もままならない今の政治状況を見ると、国民のひとりとしては、小選挙区制度なくして全部比例代表制にしてくれと思ったし、そういう動きはないものか…と思った。あと偶然読んでいた宇野重規先生の『民主主義とは何か』にも地方自治が民衆の政治への意識を高め、民主主義を維持するエネルギーとなっているというトクヴィル(仏·思想家)の思想の話が挙げられており、日本の地方自治の弱さや関心の薄さも、この好き勝手されてばかりな政治に一役買ってるんだなと、この『憲法読本』読むことで憲法と紐づけて今の政治について色々考えることや思うことが沢山あった。 本書でクドいくらい言われている、「主権は国民にあり、国家の統治権を持っているのは国民である私たちである。国家の持つそれは他人(国民)の権利を分担されたにすぎない」「権力や政治のために国民が存在するのではない。国民の人権を保障するために、政治がある」というのは何度でも読み返して思い返して、強く自覚しておきたい。 1回読むだけじゃ全然頭に入り切らないし忘れちゃうから、本書含め憲法関係の本はこれからも手に取って読んでいこうと思う。 - 2026年4月23日
世界の力関係がわかる本千々和泰明読み終わった - 2026年4月22日
アメリカ 崩壊の地をゆく國枝すみれ読み終わった著者がほぼ実費でアメリカ現地の共和党支持者や民主党支持者をそれぞれ取材して回った渾身のルポ。 文字の連なりではあるけれど、でも個人的にニュースを見るよりも、よりアメリカの分断の現状やそこで暮らす人達のことを知ることが出来たように思う。そしてそれを通して、今の日本の置かれた状況やこれから先に訪れうるかもしれない未来を見てるかのようでもあった。 「MAGAの人たちだってアメリカがどうなってもいいと思っているわけではなく、何とか良くしようと必死なのだ」 という著者の言葉があるのだけど、このルポに出てくる人たちを見ていると、それがよく分かる。 差別的だったりデマを多用していたりするようなとんでもない政治家を支持しているからといって、その人自身に善良なる部分が全くないわけじゃない。 人はその一面だけではなくて多面的で一貫性のないものだという、それはすごく当たり前なことなのだけど、でも日常の中で人の話を見聞きするとつい忘れがちになってしまう。 こうして本や人の会話をきっかけに思い出したり考えたりして、できる限り肝に免じておきたいなと改めて感じさせてくれる。筆者の思いはもちろん、アメリカの地に住む色んな人の思いや言葉に刺激を受けるルポだった。 この本の中にある言葉や考え方、やり取りの中に、自分の気に入るものが沢山ある。 古いメディアだと揶揄され地方の新聞社がどんどん減る中、経営が苦しくても新聞を作り続けている人たちが「新聞経営は効率的になんてできない。民主主義は効率的なものではないからだ。これは市民としての義務だ」「真実はあなたが見たいものとは、違う。真実はあなたを幸せにしないかもしれない。もし真実があなたを不幸せにするなら、(それをこれから)どうやって解決すればいいのか考えるべき」ということを述べていたのがすごく印象的。 誠実に働いてくれる新聞社やジャーナリストの人たちの存在の有難みを感じたし、そうして彼らが届けてくれる情報や言葉を蔑ろにせずできる限りで拾っていきたいと思いました。自分のできる範囲や保てるモチベーションは限られていますが、こうした重要な仕事を担う人がその職を続けられる環境であってほしい。 また、とあるアメリカ市民の「外に出ないと自分の文化はわからない。……中略……自分が正しいと考えがち。もっと謙虚でなくてはいけない」という言葉も好き。 自分を知るためにも外の世界や他人の言葉にたくさん触れていきたいなと思うなどした。 この本はアメリカの人たちの話であるけど、でもこれは自分からかけ離れた遠い人の話ではなくて、すごく身近な人たちの話なのだと感じた。大切で貴重な一冊。 - 2026年4月20日
現代戦争論小泉悠読み終わった - 2026年4月13日
- 2026年4月6日
- 2026年4月4日
ルポ 「トランプ信者」潜入一年横田増生読み終わった - 2026年4月4日
何が私をこうさせたか金子文子読み終わった - 2026年3月29日
- 2026年3月25日
デクリネゾン金原ひとみ読み終わった - 2026年3月14日
- 2026年3月14日
宗教と政治の戦後史櫻井義秀途中まで読んだ - 2026年3月4日
「右派市民」と日本政治松谷満読み終わった - 2026年2月16日
虐殺器官伊藤計劃読み終わった
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