時間のかかる読書人 "「心のクセ」に気づくには" 2026年5月19日

「心のクセ」に気づくには
アメリカを含む西洋の文化では、さまざまな事象は相互に独立しているという見方が広く受け入れられています。原因帰属を行う際も、その時に観察可能な「最小サイズの原因と結果の関係」に注目します。また、自分自身の存在を周囲の環境と切り離して理解します。つまり自分は、周囲からは独立した、主体性を持った唯一無二の存在であると考えているのです。そのため、他者の行動に対しても、その人自身の独自の特徴が反映されたものだと考える内的帰属が行われます。 一方で、インドや日本を含む東洋の文化では、さまざまな事象はお互いどこかで、何かしら関連しあっているという見方が広く受けいれられています。そして、周囲との関係性や、自分が所属する集団が、現在の自分を作り上げているのだという認識をもっています。ゆえに、他者の行動も、その人の社会的な役割や、ある種の「制約」が反映されたものだと考え、外的帰属が行われやすいということになります。
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved