
euy
@euy
2026年5月20日

いのちの初夜
北條民雄
読んでる
「癩院記録」を読んだ。なんかすごい。かなりすごい。
ハンセン病療養所内の日常生活をブログとかノウハウ本みたいな感じでひたすら解説してる随筆なんだけど、重苦しいはずの現実を、チャーミングでユーモラスな文体で軽妙に描写してて、なんかすごいってなる。
資料館とかのよくある解説を読むのとは全然違う感じのリアリティを感じることができるし、こういう現実の切り取り方をする北條民雄の見方にも興味が湧くし、療養所内で生きてる人たちの力強さに励まされる。
「義足くらい便利なものはないぜ、ちょっと休みたかったら腰かけになる、横になりたかったら枕になる。神経痛もなければうらきずもできない、普通の足をもってる奴の気がしれない」

