
ゴコ
@goko1810
2026年5月20日
さみしい夜のページをめくれ
ならの,
古賀史健
読了。
面白かった。「ペンを持て」の方が稲妻が落ちるくらいの衝撃だった、と思ったが、感想書いている今になって沁みてきてる。
『考えないほうが生きやすいと、知っちまったからさ。人生ってやつは、猛スピードでアタシたちの背中を追いかけ、追い立ててくる。急げ、走れ、前に進めってね。答えがあるのかないのかわからない問いに頭を悩ませているヒマがあったら、目の前の面倒ごとを片付けなきゃいけない。アタシたちに与えられた時間は、有限なんだ』
大人になれば悩まなくなる。それは答えが出ないことに耐えられず、考えることを諦めるからだ!うわーん。そんな厳しく言わなくても。
大人になるのは一方通行。子どもの時間には戻れない、大人になって強制的に思考停止させる前に悩めるうちに悩め。
私は大人だ。だが断る。自分は大人だけど無駄なことも考えていこう。
『自分に宛てられた手紙』
どの本を取っても、読むたびに思う。この本に自分の事が書いてある!!そんな自分は他人宛の手紙を横取りしているのかもしれない。
『ぼくにイシダイくんの冷めた態度は「勇気をともなわないかしこさ」に感じられた』
考えることに蓋をした大人…。結構傷つく。当たっているからかも。
『大事なのは、最後まで全力でやった、っていう事実のほうなんだ。だからイカリくんはもう「ひと掴みの砂金」ってやつを掴んでるんだと思う』
稲妻が落ちた。言語化できていなかった。やる事を自分で選んで、継続することも選んで、最後までやり切る。それが生きていく上で大切な自己効力感を作るのかも。これは学生だけでなく大人でも意識して作れる気がする。
タコジローが面談で決まっていた進路を改めて自分で進路を決めて宣言するシーン。大人たちは理解できずにポカーンなのがとても良い。大人に理解なんて、できないんだ。
『「遠くへいってはいけないよ」と言われなくなったことに気づく。そのときだったんだ。そのとき、きみはもう、一人の子どもじゃなくて、一人のおとなになってたんだ。』
だいぶ、遠くまで来てしまった。もう帰れない。だけど、読書をして様々な世界を覗き見している。答えがすぐに出ない問題も考えている。これは、仕事や普段生活で、即戦力!…にならないのかも知れないが、よく考えて、自分を耕そう。自分で選択し、一掴みの砂金を掴んでいきたい。





