
gato
@wonderword
2026年5月20日
Papyrus
Irene Vallejo
まだ読んでる
204pまで。
サッフォーをはじめとする古代ギリシアの女性作家たち、ヘロドトスの『歴史』の革新性、喜劇の反体制的性質などなど。
別の媒体でサッフォーはヘレニズム期にとても尊敬され、ラブレターの手本としても重宝されたという話を聞いて面白く思っていたから、迫害にだけスポットを当てた語りは少し物足りなかった。ヒュパティアについても。
その代わり今まで知らなかったアスパシアという前5Cの女性を知る。政治家ペリクレスの妻で話術に優れ、ソクラテスにも影響を与えたのではないかと言われている人だそうな。
それにしても、ボルヘスとこの本を併読していると、〈西洋人〉のルーツをローマあるいはギリシアに帰するという執念はかくも強烈なものなのかと思わずにいられない。アルゼンチンに生まれてすら、〈知性〉のルーツは遥か彼方のギリシアにあることを当然として「私はローマ人の子孫だ」と名乗る。ファンタジー。



