まこ
@makoasai0635
2026年5月20日
この本が目指す「違う世界の見方を手に入れる」とは、内面化された規範と自分の価値観とのあいだに、もう一度スキマを取り戻すことだ。
僕たちはずっと「際限のない試験」の中にいる。
努力することで、活動的になることで、有意義だと思える時間の使い方をすることで人が得ているものは癒しであり、安心感だ。
分配された時間を、何か役に立つことに、意味のあることに使えているかと、自分で自分を監視している。
暮らしのなかでは、AIの発展によって「予測可能」に見える範囲は、加速度的に拡がっている。今後、ますます多くの人は「世の中は予測可能なのだ」との思いを強めていくだろう。それでも、世界は本質的には予測不可能で、わからない。ただ、人間はその「わからなさ」にどんどん鈍感になっていく。
203ページ
素直に戸惑う姿勢が、この時代に生きる難しさへの向き合い方として、とてもしっくりくるからだ。
戸惑っているという事実そのものをまずは言葉にしてみる、すると、「戸惑う心」に相手も「戸惑う心」で応じてくれる。
お互いに戸惑いの中に身を置く。そこからしか生まれない会話が、きっとある。
234ページ
