
RIYO BOOKS
@riyo_books
2021年8月29日
マシーン日記/悪霊
松尾スズキ
読み終わった
僕が思うには、どこにでもある日常を描いた作品や、等身大の人間を表した作品とか、そういう平穏ともいえる演劇や表現の仕方はたくさんあるし、それも必要なものだと思いますけど、やっぱりこの作品のような“見世物”的なものというのは、絶対的に演劇の要素としてあると考えていて。それは失ってはいけないと思うし、そこを求める人たちは必ずいると思います。松尾さんは演劇的なそういう“見世物的な要素”をすごく受け継いでいる劇作家さんなんだろうな、と思いますね。
──大倉孝二