maki "非色" 2026年5月21日

maki
@makimaki
2026年5月21日
非色
非色
有吉佐和子
読み終わってタイトルの秀逸さに気づく。有吉佐和子バンザイ 主人公の衝動性、、、ひくぐらいのレベル。かなりのやらかしを「迂闊だった」で毎度済ませるところがまたすごい。主人公のエクストリームさにちょっと面食らう。しかしNY編からかえってそのエクストリームさが、先進的な思想を引き出していく。この展開の状況設定、文章力、深みのあるキャラを描き出す力は凄すぎる。途中確実に有吉佐和子さんが主人公に憑依してしまうが・・・。しかし有吉佐和子が憑依したあとの、怒涛の主人公の思想の深化は、小説を超えて哲学書の域に達してる。色んな意味で小説であって、小説に非ズ。これを半世紀以上前にお書きになったとは・・・。衝撃。
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