非色
67件の記録
- yurie@yurix07162026年3月23日読みたいよねさんの姉の恋人 アンソンさんが「無理なんです、彼女をアメリカに連れて帰るのは。自分の立場では何もできない、私も虐げられている側だ」と語っていましたが、これはもし連れて帰ったらなにが起こっていたかを描いた物語。
いち@INTJ_GEMINI2026年3月22日読み終わった有吉佐和子の『非色』、今の時代にこそ刺さりすぎる。 「人間が生きていることを最低のところで支えているものは何か」 戦後、ニューヨークへ渡った主人公が見たのは、人種、経済、宗教……ありとあらゆるモノサシで「自分より下」を探し、安堵する人々の姿。正直、滑稽。でも、今の私たちも同じじゃないかな。学歴、年収、ルッキズム、結婚してるか、子が居るか。 属性を比べて「あの人よりマシ」と思っているうちは、本当の誇りなんて持てない。それは他人の土俵で自分を否定しているのと同じだから。 自分をラジカルなまでに受け入れる 泥の中でも、どんな属性の中にいても、「これが私だ」と自分を抱きしめる。その覚悟だけが、分断の壁をぶち破る唯一の武器になる。薄っぺらいプライドを捨てた先にしか、本当の自由はない。

私は歌う@maro-04112026年3月14日読み終わった@ BOOK’N BOOTH ブッキンブースこの話が書かれたのは1964年 60年以上たっている今でも古く感じられないこと それが喜ばしいことであるとは思えない 人が自分自身をidentifyする要因はなんなんだろうか 性格、生まれた環境、育った土地、関わった人々、それらに根を張って芽吹いてきたものとは

彩@aya_toto2026年3月7日読み終わった日本で黒人軍人と結婚し、戦争花嫁としてニューヨークに渡った主人公。 そのニューヨーク行きの貨物船で知り合った同じ戦争花嫁たち。 主人公と同じくニグロと結婚したもの、イタリア系アメリカ人と結婚したもの、プエルトリコ人と結婚したもの、 その中でも、人種の序列があり、階級があり、差別がある。 白人はニグロを、ニグロはプエルトリコ人を差別し、白人の若いメイドは、雇い主の教授であるユダヤ人を差別する。 至る所に差別があって、それは肌の色だけでは決まらない。 特に同じ肌の色を持つもの同士が、差別する描写は現実的でなかなか辛かった。 書き手のテーマはとてもはっきりしているのに、そこに優劣や良し悪しをつけるのではなく、ここに差別がある、という客観的で突き放した描き方がドライでよかった。



りな@yuiquartz2026年2月22日読み終わった2月はアメリカの黒人歴史月間。 アンリ・マティスの「ジャズ」の一作、「イカロス」の絵を表紙にしたのがいい! 読み応えのある作品で面白かった。 初めての有吉佐和子作品で人種差別がテーマで読了できるかしらって不安が大きかったのですが… 知識がなく知らない事が多かったから、知りながら読み進めることが面白かったのかなぁ。 人種差別の根本について、時代の古臭さがない。 今でも通じるまさに真理だと思います。 日本人差別の要素も含まれていたら、しんどくて人種差別の根本を改めて考えにくかったかもしれない。 4人の日本人妻、それぞれの「強さ」があるのが良いなぁ。 笑子、自分じゃ小心者というけど、案外強い女だよって本人に言いたい(笑)






ねるねるねるね@yomi_neru2026年1月6日気になる自分が優越感に浸りたいがために差別するみたいな話と聞いた。 自分と他者を比較する時にどうしても二項対立になってしまいがちだけど、実際はそんなことない。グラデーションがあってその範囲で自分は何処にいるのかを測るべきなのに、分かりやすい構造に陥る自分がちょっと嫌で、その解決先を求めに読んでみたい。

noko@nokonoko2025年11月18日読み終わった借りてきた1964年に上梓された作品の再文庫化。 笑子は単純だけどまっすぐ深く考える。 生きる力ってそういう力かなと思った。 有吉佐和子は古いけど新しい。関西弁の竹子のキャラも立ってる笑



もぐもぐ羊@sleep_sheep2025年10月7日読みたい友だちがこの表紙のポストカード(アンリ・マティス)に本のオススメを書いて郵便で送ってくれたのがすごくうれしかったのと、ドンピシャで興味のある内容だったので読みたい!










久保みのり|書店よむにわ@kubomisan2025年8月14日読んでる金持は貧乏人を軽んじ、頭のいいものは悪い人間を馬鹿にし、逼塞して暮す人は昔の系図を展げて世間の成上りを罵倒する。要領の悪い男は才子を薄っぺらだと言い、美人は不器量ものを憐れみ、インテリは学歴のないものを軽蔑する。人間は誰でも自分よりなんらかの形で以下のものを設定し、それによって自分をより優れていると思いたいのではないか。それでなければ落着かない、それでなければ生きて行けないのではないか。(p.325) ぐりぐり抉られる。「差別反対」と言うのは簡単だが、私はほんとうに誰のことも差別していないのか。差別とはそもそも何か。優劣を気にすること、そもそもが差別の入り口なのではないか。人と人のあいだに生きていたら、どうしても比べてしまう。羨ましい、悔しい、あるいは優越……? くらくらする。30代前半でこの小説を書いた有吉佐和子さん、どんな人生を送ってきたのだろう。名作。


( ˘ω˘ )@nnn2025年1月19日いわゆる「戦争花嫁」として戦後アメリカに渡った日本人女性の激動の日々。これが60年前の作品で、しかもこれを書いた頃の有吉さんは30代前半なのだ。いろいろすごすぎ。差別の根底にあるものは何か、普遍的な問いを突き詰めた名作だと思う。
keikos24@keikos241900年1月1日読み終わったニューヨークが好きなら読むべし と私は思います。いや、今を生きる人間なら読むべし かも。 日本人が移民として生きること。そしてその時代性。



























































