
倫理ペン
@pen0414
2026年5月21日
海と毒薬
遠藤周作
読み終わった
戦争末期に米兵の捕虜を生体実験した話 導入部は戦後ののどかな町中でそこの住民が戦時中に戦地でやった暴虐行為をしれっと述懐したりする 続いて生体実験に加わった医師・看護婦の生い立ちと戦争末期の死が身近にあった状況が語られる そして米兵捕虜の生体実験 日本人って何なの?残虐なの?医師って?戦時下ってそういうもんなの?を問う
『海と毒薬』という題はそのものズバリではない 毒薬とは生体実験を行った日本人医師のよく理解できないメンタリティの暗喩か?
尚 プチ白い巨塔チックな大学病院での権力闘争も描かれている
重苦しくてエンタメ要素は皆無なので 純文学苦手には薄い本だが読み切れないかも

