キミドリ
@kimidori608
2026年5月21日
ある言語学者の事件簿
ジョイ・谷口,
谷口ジョイ
読み始めた
読み終わった
借りてきた
「翻訳家と言語学者のエッセイにハズレなし」の信条がまた強化されました。古くは米原万里先生、黒田龍之助先生に、いまは川添愛先生、谷口ジョイ先生。
てか横浜ってそんなに弱かったんだ…(←野球音痴)。
個人的には翻訳家の先生にもっとエッセイ出してほしいなぁ…本業忙しくてムリかなぁ〜…。。。
P36
子供が言語を獲得する過程を間近で見られる機会などそうあるものではない。私は勢いあまって3人も子供を産んでしまったが、子供の言語獲得を観察するために、もうあと何人か産み育ててみたい衝動にかられることがある。
P49
ちなみに私は第二子出産の翌年第三子を生んだため、1人はベビーカーにもう1人は抱っこ紐に入れた状態でフィールドワークを行うのが常であった。赤ん坊2人を連れて調査に出る際はとんでもない量の荷物を持ち運ばねばならない。録音や録画機材に加え、赤ちゃん関連のグッズ(オムツ、お尻拭きなど)も携帯する必要がある。そのような状態でエレベーターのない駅に降り立ってしまった場合、どうなるか。大量の荷物、抱っこ紐に入れたもう少し大きい赤ん坊、ベビーカーなど合計30kg (推定)を持ち上げて階段を上り降りするという苦行が持ち受けている。その時私はよく「はっ!」あるいは「だぁ!
」という掛け声で乗り切っていた。
P94
とにかく文章を書いて暗唱して型を覚えることです。武道みたいなものですね。
自分の頭の中に韓国語しか話せない友人を作るんです。その友人にいつも話しかけてください。あ、でも実際に声に出すとおかしな人だと思われますから、気をつけてくださいね。
p121(搾乳の記載)
東大にはキャンパス内に保育園があるのか…
P137
海外留学を支援する奨学金には、様々なものがあるが、大抵は年齢制限がある。30代も後半(当時)に差し掛かった私に開かれた奨学金を血眼になって探すとたった1つだけ見つかった。それがロータリー国際親善奨学金である。
面接試験の際には、ご高齢のロータリアンの方に「この奨学金は僕らのポケットマネーなんだけど、あなたが留学することで僕らにどういうメリットがあるか説明してくれる?」と聞かれた。私はつい「人の役に立っているという感覚は認知症予防するそうですが…」、と口走ってしまった。その後も「富裕層は湯水のように寄付をするべき」などの持論を展開してしまったが、見事
奨学生として採用していただいた。
P178
そうです。もう皆様お気付きですね。お金がない→研究ができない→論文が書けない→実績がない。→競争資金が取れない→お金がない(最初に戻る)というまさに負のスパイラルなのだ。
プロ野球の例えが多く申し訳ないが、弱い球団には観客もよりつかず、その結果資金難となり、いい選手を獲得できない。よってますます弱くなる。完全にこれだ。

