
ひつじ
@mgmgsheep
2026年5月20日
きみはメタルギアソリッド5:ファントムペインをプレイする
ジャミル・ジャン・コチャイ,
矢倉喬士
見えている世界の違いに愕然としつつ、長い長いセンテンスの独特な読み味に夢中になった。
こんなに長いと読んでいる途中で迷子になってしまいそうなものだが、翻訳の上手さなのか、あっという間に読み終わった。
表題作の主人公がメタルギアを通してアフガニスタンと過去と家族に接続したように、日本でこの本を読んだ私も、彼らの世界(歴史も宗教も共同体も全て含んだ世界)に接続したような気分だ。でも勿論、その全てを理解できているわけではない。
本書の一番最後には、急に目の前に鏡を置かれたような、カメラがくるりと回ってこちらに向いたような、そんな気持ちになる短編が入っている。そう編集された意図も含め、私と「あなた」のことを考え続けてしまう。