
しがない
@ooe
2026年5月19日
卍(まんじ)
谷崎潤一郎
読み終わった
天才。
最終ページの読点に目をあてたあと、茫然自失と、この小説自体に感服してしまった。気づくと目に涙が浮かんでいた。なにも感動するような話でも、よい結末だったわけでもない。ただただこの小説がすごすぎて涙が出てきた。なぜここまで感服してしまったかは、後日自分の感情と思考を冷静に分析しなければいけないのだが、今はまったく想像がつかない。ハンマーでうしろから頭を殴られたかのような衝撃だ。 自分が今まで読んできた中で、おもしろさでいえば一番おもしろいと言える。またこれは自分の人生においてかなりの影響を及ぼし続けるとおもう。自分にはこの小説以上におもしろいものがあるとは思えない。小説史上の最高傑作だと思う。自分には到底こんなものは書けない。天才がすぎる。