まろ
@maro_books
2026年2月8日

旅の断片
若菜晃子
読み終わった
この世界は優しさと思いやりで溢れている。
そして、いつも、どこかで、つながっている。
日常の一瞬を静かに掬い取る観察眼と溜息がでるほどの美しい文章。
いつまでに家に置いておきたい本になったし、今後も若菜さんの作品を読んでいくだろう。
若菜さんが世界を旅する中で、見て、聞いて、触れて、感じたことが凝縮されている。有名観光地でのお話はほとんどなく、現地の人たちの日常や風景がメインなのがすごい良い。実際に旅をしたのは若菜さんだけど、彼女の体験がそのまま自分の中に溶けて入ってくる感覚。世界一周をすることはなかなか難しいけれど、文章で追体験ができるし、それが紀行文の良さだなと改めて実感した。
エッセイはなんとなく苦手だったけど、『旅の断片』を読んでエッセイが好きになった。第1弾も、旅の3部作も、読もう。
昨年末、地元の『ツバメコーヒーブックス』さんで購入した本作。
入った瞬間から良い書店だ~と思っていたけど、ますます好きになった。地元に帰る度にお邪魔したい。
