まろ
@maro_books
2026年5月6日
告白
町田康
読み終わった
明治時代の大阪で起こった大量殺人事件「河内十人斬り」をモチーフに描かれた、800ページ超の長編小説。熊太郎の思弁的過ぎる性格ゆえに彼の独白のようなシーンが多々見られるが、リズミカルな河内弁が文章を軽やかにしているためスラスラと読むことができた。
やってしまったことは到底許されることではないが、読み進めるにつれて熊太郎にどんどん感情移入していってしまった。課題図書にしてもいいのでは?と思うくらい、テーマ性に富んだ作品だと思う。
人はなぜ人を殺すのか?
面白いとかタメになったとか、そんな枠で捉えてはいけない作品な気がするな〜。