
一年とぼける
@firstareethe
2026年5月21日
エトセトラ VOL.14
福田和子,
高井ゆと里
読み終わった
感想
特集外の寄稿含め、勉強になったし面白かった。何より、寄稿された皆さんが心底で怒りを持って書かれているのが伝わってきた。でもじゃあ、改めて
「SRHRとは?」
と聞かれたらちゃんと答えられるのかと言うと、怪しいな。性と生殖に関する健康と権利、と辞書通りには答えられるけど、それが指す意味や行為について十分に説明できる自信は無い。広範な意味合いを持つ語でもあるし、SRHRの毀損が発現される文脈も異なる。それは寄稿のタイトルから拾うだけでも明らかになる。
公的プレコンセプション
ハンセン病/優生政策
植民地主義/セックスワーク
水俣
フェムテック
移民
トランプ政権
(人権)教育
インタビュー・鼎談では障害やトランスジェンダーにとっての、また歴史的女性運動との接続等も見られる。
それぞれの寄稿が上記の話題に必ずしも収まる訳でもなく、他の権力構造との接続による被害/加害の交錯や重複被害/加害を論じてもいる。
それぞれの寄稿に目を向けると、やはり一概で分かりやすい説明は難しい。「性と生殖の健康と権利」と説明するしか今はできない。ただ、その行為性や構造をこうやって勉強することで、上手い説明はできなくてもSRHRの毀損に加担しない、目の前の毀損を指摘することをできる様にならなきゃいけない。


