あかげ "白夜行" 2026年3月27日

あかげ
@cr_yzo5
2026年3月27日
白夜行
白夜行
東野圭吾
勧められて読んだ。読み終わってから時間が経ってるから間違ってる可能性がある!! 分厚さにずっと躊躇してたんだけど、読み始めたら面白すぎて3日で読み終わった。でもこれは時間かけて読んだ方が面白かったかもなあとも思う。 2人の関係性について、雪穂は他の男と同じように、亮司を利用してるだけって解釈もあるみたいだけど、私はそうは思わなかった。 周りは性的な面で割とゴチャゴチャした関係性なのに、2人は何もなさげだったのが何とも……2人とも自分のパーソナルな部分を安売りしてるのに、相手とは一切そういう繋がり方がない事が、お互いの特別さを表していたのでは…? そしてなんという終わり方……19年分の重みが1夜であっさり終わってしまう。これは関係性厨が言う戯言なのですが、雪穂は絶対手を伸ばしたかったと思うんだよ!!駆け寄りたかったと思うんだよ!!けどそれができない、というかしちゃダメなんだよな それを絶対に亮司は責めないし、その方が本望だけど……!!! 笹垣が合流した時、2人を救ってやってくれと思ったが、まさか決別させるとは 2人のことを書く作品のはずが2人の視点には一切ならず、しかし1歩1歩着実に2人に近づいていくのがすさまじい。当の本人たちの心情描写が一切ないのに成り立ってるのは流石と言う感じ。しかし、心情描写がないせいで、今どんな気持ちなの?とか、この人の事はちゃんと好いてるんだよな?とか2人の事をずっと考え続けてた。だからこそ読み終わる時に余計感情が重くなったんだが。 どんどん綺麗な格好になっていく雪穂と、だんだんくたびれていく亮司が切なかった。 メインの2人が同時に出てくるだけで高ぶることができる作品。情報量がすごいのに、すごく読みやすくて面白い。 友彦は幸せになれたのか?私の懸念点はそれだけです。
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