とよんちこ
@toyochin
2026年5月22日

熟柿 (角川書店単行本)
佐藤正午
読み終わった
これを読んだあと、インパクトをしばらく引きずるレベルで強烈な小説だった。
なんでこんなに上手くいかないの?ってくらい主人公の行動がすべて悪い方向に行く。歳も性別も何もかも違うはずの主人公に異様に感情移入してしまうのは、悪いことのビジョンが明確に想像できてしまうからだろうか。
文章のほどよい硬さと真っ白な表紙など、無骨な印象がより没入感を高めた。
ここ最近で一番の傑作。ただし二度と読みたくないほどに読んでる最中胃が痛い。