まろ "ババヤガの夜" 2026年5月21日

まろ
まろ
@maro
2026年5月21日
ババヤガの夜
なんだか有名な賞を受賞したすごく話題の本、くらいの前情報で読んだ。 勢いよく、スピード感のある文章で、それでいて200ページちょっとと短いのに非常に濃密。 調べたところダガー賞というのは優れたミステリ・犯罪小説に与えられる賞らしいが、個人的にはミステリのギミックや本作の売りっぽいバイオレンス部分より、男として別の人間として生きることを選ぶに至った尚子の変化がなんとも切なく心に残った。 2人の40年の逃亡生活は、幸せだったと言えるのだろうか。ラストシーンで、やっと落ち着けたのだろうか。静かな救済の余韻がよい。
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