ババヤガの夜

293件の記録
- orange.m@orange102025年8月23日読み終わった血と暴力がぎっしり詰まったエンターテイメント小説。グロいシーンも結構あるけど、おもしろくてあっという間に読み終えた。依子と尚子の名付けられない関係性が良い。寺田克也さんの表紙もかっこいい。
- ふーる@fool62025年8月23日読み終わった腕を見込まれ、暴力団会長の娘の運転手兼護衛を任された神道依子だが… バイオレンスアクション、短絡的で刹那的。深みがなく薄い印象で、読切の漫画とかでありそうな読了感でした。これで受賞というのが結構不思議
- こつ子@kotsuko122025年8月23日読み終わったお風呂あがりに寝静まったリビングで我慢できず読了。 血飛沫を浴びながら加速していく疾走感が心地よく日常を切り離していく。 物語の始まりと終焉を見届けられる小説がやっぱり好きだな。
- 閑谷閑@nyomugen2025年8月22日読み始めた借りてきた話題の本にしては(?)苦手じゃなさそうな内容なのでちょっと気になりつつ、買うほど読みたいわけでもないんだよな〜と思ってたら借りられたので読んでみる。
- こつ子@kotsuko122025年8月22日読み始めた帰省のお供に新幹線で読み始めたけど、襟元を引っ張られるような没入感であっという間に最寄駅に着いてしまい慌ててホームに降りたところ。 乗り換えが惜しい。 そして前回の帰省の時も昼間に買ったシナモンロールを夜ご飯に持ちこんだけど、今回も意図せず別の店で買ったシナモンロールが夜ご飯。 実家に到着したら読み進めるぞ〜!明日は甲子園の決勝のために早起きもしなきゃなのに!
- 🌦️@restgoogoo2025年8月22日読み終わったどこからなんと言ったら良いのか分からない… おもしろかった。 ヤクザ用語が分からなくて調べつつ、でも読みやすい。読みやすいけど骨がある。 そしてこの4日間で読み終えて記憶がある限り、全体通してのギミックが上手だった。なんでここはこうなんだろう?とぼんやり思っていたところがちゃんとギミックだった。話の展開も定番を匂わせて読者へ簡単に予想させるかと思いきや、という感じで… ほんとにいつの間にか半分読み終えて、あるポイントからびっくりして…寝る前にちょこっと読んで明日の出勤前の楽しみに取っておこうと思ってたのに、あとがきまでしっかり読んで夜中の2時半になろうとしてる
- しおり@Kaffee58882025年8月20日読み終わったダガー賞を獲られたということで王谷さん作品を初読📕🥊 一気に読める勢いとテンポの良さがあった。面白い!ただミステリーという感じはなかったかな?と思う。女の強さ、暴力、生き方とかそういう全てをひっくるめた「強さ」を感じられる作品かなと思う。(伝わる?)任侠作品としてはちょっと珍しい焦点だったんじゃないかな〜と思う。あまり他の任侠系の作品を読んで無いのでなんとも言えないけど…。ただ、面白い作品であることは間違い無いと思うし、短いのでさくっと読めておすすめです。アトラクションに乗った気分。 こう生きなきゃいけない、とかそういう型にはまった生き方より、自由で一番楽しい生き方を選んでいきたい。女だから、とか男だから、とか若いから、とか歳をとったから…とかいろんな言い訳をして選ぶ道を狭めずに出来るんだったらやってみよう!を実行できたらいいな。 他の王谷さん作品も読んでみたいな、と思った。
- みん@meemee_03132025年8月19日読み終わった暴力と抵抗 生きるためには綺麗事では語れないものがたくさんある。 依子の祖母のエピソードというものを王谷さんが書いていただけるなら、読んでみたい。
- Ayako@aya_rb2025年8月18日読み終わった仕事しつつお風呂にも持ち込んで、1日で読んでしまった。 いろいろな意味でガツンとくる。 『精霊の守り人』のバルサの武闘にも心を奪われたけど、この主人公の暴力は容赦がないだけに目を背けたくても視線が離せなかった。
- 北奏館@hokusoh2025年8月18日読み終わった読み始めたら止まらなくて一気読みだった。ミステリパートも小説ならではの仕掛けで、読み終わってみて、時代背景含めて全て納得。日本語の文章に由来する小さな仕掛けもあって、これをどう翻訳したのか気になる。映像化も難しいと思う。つまり、小説で楽しむべき。主人公の造形もいい。途中、なんとなく川﨑秋子を思い浮かべてしまったんだけど、文体かな。
- 無重力くらげ@NoGravityJelly2025年8月17日読み終わったスピーディーで刺激たっぷりの物語。主人公がバッタバッタと敵を薙ぎ倒す様は読んでいておもしろかった。作者にはしっかり騙された。敵のとある発言が心底気持ち悪くて、思わず本をぶん投げそうになった。
- 森々@mori_hkz2025年8月17日読み終わったうわーすごいな。 男尊女卑、決めつけ思い込み、女らしく・自分らしくなど社会問題盛り盛りでそれが全部仕掛けになってるのがめちゃくちゃ面白い。 中盤までは嫌な場所で生きながらお嬢さんと仲良くなっていってるなーくらいに軽く読んでいたけどそれ以降の進み具合が半端な量じゃない。 主人公の語り口が淡々としているから暴力と蔑みが蔓延る最悪な環境でもあまり気持ち悪くならず読めた。200ページあるなしで、すごく没頭して読んであっという間に読み終えた。 柳が最後になって好感度上げてくるから困るな……生きて幸せにカタギになってほしい……。
- Daidaigo@df21792025年8月17日読み終わった暴力!逃走!労働!令嬢!救出!逃走… ミステリー⁉︎ 目まぐるしくて一気に読んだ。痛快エンタメ上質ミステリで酷暑で外に出られない日にぴったり。
- きん@paraboots2025年8月16日読み終わった正直、こんなに面白いとは思ってなかったけど、いや、これ、めちゃおもろかった。 すごく好みの本だったなぁ…余韻がすごい。 でも、読後感はまるで炭酸飲料かビールを飲み干したよう。 喉越しがヤバい、そんな感じ。 ヤクザの世界、ひょんなことから女性二人、新道依子と内樹尚子が出会い絡み合いそして暴力の世界を横切ってゆく物語。それぞれが、自身の運命に翻弄されてゆく感じはまるでテルマ&ルイーズのよう。 この本を通して、シスターフッドという言葉を初めて知った。 ババヤガとはスラヴ語で魔女を意味するが、物語の中盤に出てくる"鬼婆"はこれのことかもと思ったりしている。 世界観としては、探偵物語だったりキルビルだったりレオンを彷彿させるが、この本はジャンルとしてはハードボイルドになるのだろうか… 途中の物語のカラクリもふくめて、とても楽しませてもらえた一冊。
- MARU@maru092025年8月16日買った読み終わったよい!疾走感が心地よく、展開も面白くて一気に読んでしまった。でもミステリーなのかな?北野武映画を思い浮かべつつ…ラストがちょっとヒリヒリする。
- ズゴ子@zugocco2025年8月16日読み終わったかまえていたほどのバイオレンスでもなく スピーディな展開と、好戦的でありながら弱きものには愛着する主人公が魅力的で、イッキ読み なにより文章がめちゃめちゃ好きだ
- 1neko.@ichineko112025年8月16日読み終わったエンターテイメントを満喫! アクションシーンを表現する文字が脳内映像化されるって、不思議で、楽しい。 「ババヤガ」って、Baba Yaga、「バーバ・ヤーガ」のことなんですね。読むまで気づいてなかった。 「バーバ・ヤーガ」だと知ったら、ムソルグスキーの展覧会の絵の「バーバ・ヤーガ」の音楽が脳内再生されはじめて、こりゃまた楽し!
- むつみ@mutumi4202025年8月13日読み終わったこんなに随所に暴力があって抑圧への反抗としても機能してるのに、読後感がすっきりせず、(作品の出来ではなく自分の感情として)不完全燃焼なのは、2人が「女だから」という理由で奪われたものの多さに思いを馳せてしまい、やるせなくなるからだろうなと思った。2人が鬼婆になって元気に暴れまわりながら暮らせますように、そしてそういう社会になりますように。
- 明らか@akiraka2025年8月13日買った読み終わった読書会の課題図書になったので読んだ。 ヤクザもののシスターフッドの触れ込みだったが、向いてなかったかも〜 スピード感あって一気読みなのは確か。バイオレンスアクション強め、ミステリーは弱め。 ふたりが変容していく様が一番良かった。 普段自分が手に取るジャンルではないので改めて得意ではないと知れてよかった。 追記 シスターフッドは好きだけどバイオレンスに忌避感があるので、そこがあんまり向いてなかったな〜の意です
- きん@paraboots2025年8月12日読み始めたなんだこれは…めちゃくちゃ面白いやないか! 主人公の新道は探偵物語の工藤チャンの様だし、世界観はブルースリーの映画やキルビルのよう。 爽快で楽しい!!
- でこ@flyinggecko2025年8月12日読み終わった読み始めたら止まらない作品だった。 (途中で疲れてもっと読むのに時間かかるかと思ってた) 絆とか綺麗なヤツだけじゃなくて、人と人との結びつきは、どっから生じるものなのかなあと考えながら読んだ。 信頼とか友情とかだけじゃなくて、執着とか愛欲とか敵愾心とか。 こういう感想が的確かはわからないけれども、そういう人と人の結びつきがすごく濃厚に書かれてるように感じたんですよ。
- wingfeet@wingfeet2025年8月12日読み終わった話題の一冊。勢いよくあっという間に読めました。ミステリー? どの辺が?と思って読んでいたら確かにミステリーでした。完全にミスリードさせられました。痛快・爽快でよろしい。
- 夏の季語@natsunokigo2025年8月11日読み終わった純文学ファンが読んでも薄っぺらいと思わない表現で、かつエンタメ性も高いという非常に稀有な作品になっている。女同士のこういう作品が読めてすごくよかった。この人の別の本も読んでみたい。
- ゴトウ@ptk5102025年8月9日読み終わった本当に、シンプルに、してやられた。 シスターフッド、ダガー賞などの記号だけに惹かれて読んでいたらとんでもない展開に舌を巻くばかり。ひたすら暴力が渦巻く中で、依子と尚子の関係性とその行き着く先が唯一の救い。 200ページ弱でこの読書体験が出来るのにもまず驚きだわ…
- あとり@at0ri2025年8月8日買った読み終わった@ 蟹ブックスババヤガの夜読んだ!すっごい良かった……今日買って夕飯後に読み始めて一気に読み終わってしまった。作者の思惑通りに伏線に騙された!構成がうますぎる。すごいもの読んだわ。
- ウタカタ@uta-ka-ta2025年8月7日読み終わったダガー賞受賞作。本当に良い「連帯」の話だった。 だけど、依子ほど腕が立って喧嘩が強くて粗暴な振る舞いをしても、女を求めまれる。 私たちが行き着く先はどこなのだろう。わたしは、願わくば鬼婆がいいな。
- コトリ@kotoribooks2025年8月7日読み終わった@ カフェ一気読み。 暴力(性暴力含む)シーンが苦手でなければ、おすすめしたい。 暴力やヤクザものは読まずにきたので読めるかな…と思いながら読み始めたけど、それらの描写のキツさはありつつも、ストーリー展開や、依子と尚子の心情に惹きつけられて読み進め、あっという間にラストを迎えた。 バイオレンスだけど、それはこの小説の本筋の一つでしかない。とは言え、前提として暴力を欲する依子という存在があるので、それ抜きでは語れない物語である。 という訳で、暴力かぁ…と敬遠してる方へ(読む前の私へ)、ものは試しで開いてみてはいかがですか。
- 5月@yacchi52025年8月5日読み終わったフェミニストでも全然ないけど、女でいることで被った不利益なんてありすぎるほどあるから、依子が暴力に対して暴力で向かっていく様に、自分がこれまで被ってきた不利益から来るどす黒い感情が成仏していくような感覚になった。 ミステリーは読み慣れておらず、なにも察することなく読み進めることができたせいか、なんて美しいラストなんだろうと、しばらく呆然とした。 でもすぐさま読み返したくなって、またページをめくった。 作者の王谷晶さんもインタビューで話されていたけど、「名前のつけられない関係性」のいうのはこれからもっと重要になってくるような気がした。 凪良ゆうさんの作品にも通じるものがあるな、と思う。
- amy@note_15812025年8月4日読み終わった感想フェミニズムジェンダーずっと読みたいな、読みたいなと思っていた『ババヤガの夜』 ダガー賞を受賞したこのタイミングでとうとう読みました。お、おもしろすぎる。もっと、もっとこの二人を見せてくれ、終わらないでくれと願ったけれど、最後のシーンが美しくて胸が苦しくなった いわゆる反社会的な組織がでてくるけれど、命よりも大切なメンツ。はたしてそれを守ることは"男らしい”ことで"かっこいい"ことなのだろうか。結局恥をかくのが怖くて怖くて仕方ないだけじゃないか。距離のある場所から眺めているとなんというかバカじゃないの?お言いたくなるくらいに滑稽だ でもこのメンツのために、人をモノとして扱うような人間は、悲しいかな現実にたくさんいるのである。しかもカタギにもたっくさん。 新道と尚子がメンツという錆びた鎖でがんじがらめだったあの場所から二人で逃亡する。これが喜ばずにいられようか 現実だときっとこうはいかない。新道の存在はファンタジーで、まさに『ババヤガ』だ。でもいま読むファンタジーはこういうのもいい。魔法や異世界も好きだけど、確実にいまのこの世界と地続きのなかだからこそ活きるファンタジーがある。ダガー賞を受賞した『ババヤガの夜』だけど私はこの作品はファンタジーだと思う
- 澪@mi0_book2025年8月4日読み終わった最高の小説だったと、全世界に言ってまわりたいくらいによかった、と思いかけ、すでにもうそれが世界で認められていることに歓喜と安堵。 あらすじもろくに読まずとにかくすごいらしいという情報だけで読みはじめ、興奮で目をかっぴらきながら読んだ。こんなに心を奮い立たせられたのは久しぶりでとても気持ちがよかった。作者によるあとがきが収録されているのもかなり嬉しかった。
- なつり@nuts07072025年8月2日読み終わったミステリー…?と思いながら読み始めたら、後半からひっくり返された。 ミステリーだ…! 何回もページを戻り、また戻り、ミスリードを回収。 今まで選ばなかったジャンルなのに、一気に読んでしまった。
- 数奇@suuqi2025年8月1日読み終わった短いのであっという間に読了。過激な暴力描写と痛快な物語が売りのエンタメ小説なのかな?と思いながら読んでいると後半にしっかり読者を驚かせる展開があり、ミステリーとして賞を取っていることに納得する。しかし、残念ながら個人的にはそこまでハマらず、正直なところ面白さをあまり理解できなかった。ミステリーとしての仕掛けよりは痛快なストーリーが評価されているのだと思うが、物語に対してもそこまで新鮮な感動は得られず……。女性が強く生きていく物語としての展開・結末は好きだった。
- ゆい奈@tu1_book2025年8月1日読み終わった最高だった。もう一度いいたい。さいっっっっっこうだった。エンタメ小説めちゃくちゃ面白いやないかい!!!!かわいいとかうつくしいとかそんなしょうもないものをまっさらにしてしまうような依子の存在感。なんかもうとにかくきもちいい〜〜〜〜ボッコボコにしてくれてありがとう。アドレナリン!!!!畳み掛けるような仕掛けにおおおおおとなることは約束されている。さて何度でもいおう。最高だった!!!!!!!!!
- nekomurice@nekomurice1232025年7月31日読み終わった普段は手に取らないジャンルだけど、面白くてあっという間に読み終わった。一気読み!血のにおいが漂ってきそう。そしてまさか韓国語が出てくるとは!
- むべなるかな@mascarpone56562025年7月29日買った読み終わった@ 自宅仕事帰りに買って、電車で、駅のホームで、台所で、ダイニングで、一気に読んでしまった!スピード感がすごい!血飛沫というより血溜まりのような、ねっとりした暴力と権力の世界、そこから抜け出すのも暴力だけど、なぜか心地良い! 多分それは、依子の暴力が権力のくびきから逃れた場所で純然と養われ、尚子の暴力が権力のくびきに耐え忍びながら養われたものだからじゃないか。(などと、朝に読んだフーコー入門を思い出しつつ考えてみる。) まあさかしまなことはいいのよ、タフで強い女たちの話は面白いよね。ガンパウダー・ミルクシェイク、デストロ246、ターミネーター、マッドマックス……………。 小説の「妙」もあってミステリ的な面白さも。映像では表現しづらい。 あと、依子の祖父と祖母の人生や柳の逃亡劇も気になるけど、これは勝手に想像するのが楽しい。また読みます!!
- くまく@kunaku16342025年7月28日読み終わったなかなか面白かった。 特に魅力的なことがあるわけでもなく、主人公のガッツに魅入られて瞬時に読了 ミステリ的にもひと仕掛けあってそれが結構日本ぽい作品だが、あのような威厳ある賞を受賞とのこと 国民として同じミステリー読みとして本当に嬉しい
- ブックスエコーロケーション@books-echolocation2025年7月27日新刊入荷@ ブックスエコーロケーションブックスエコーロケーション、7月27日(日)オープンしております。19時まで。ご来店お待ちしております。 王谷晶『ババヤガの夜』河出文庫 日本人作家初!世界最高峰のミステリー文学賞・ダガー賞受賞作 血が逆流するような描写と大胆な仕掛けで魅せる最狂のシスター・バイオレンス・アクション!
- 巻貝雫@makigaitown2025年7月26日買った読み終わったバイト帰り、電車内の50分で息を吐く間も無く読破🚃 エンタメとしても面白いのはもちろんのこと、 「えっ!?そうだったの!」と作者にも自分の思い込みにも騙される展開、まさにバイオレンスアクションかつ「ミステリー」でした。 依子たちのあり方に息苦しいのにスッキリすると同時に、自分の認識には若干モヤモヤする、不思議な読後感でした。
- Y_KATSUKI@k2_44162025年7月24日読み終わった未読だったのでこの機会に。ミステリ的趣向がちゃんとテーマと絡んで効いている。 〈最近は質素で地味な服は若い娘用で、派手な服は中高年向けに売られている〉
- こむすめ@aky_12102025年7月23日読み終わった話題になってるうちにと思って。 よかった🥊 途中までライトな感じでスピード感があるなぁくらいの印象だったけど、読み終えたあとに自由と暴力みたいなことを考えたくなる 最後にずしんとくる重み🫰
- anko@books_anko2025年7月22日読み終わったページを開けば「暴力、暴力、暴力!」のオンパレード 残酷でありながら美しささえ感じさせる 暴力団会長の一人娘・尚子の護衛をすることになった依子 生まれも育ちも違う2人の、不思議な絆に胸が熱くなる 刺激がほしい人はぜひ読んでみて
- さわら@sawara2025年7月21日読み終わった勢いよく読み終わった。劇画のようだとの感想と試し読みのあまりにイテテテテテテな描写の連続にどうなるかと思ったけど圧倒的な描写力でツルッと読み終わった。何を書いてもネタバレになるかもしれないのだけど、そもそも海外でミステリーとして評価されるってある程度トリックを推測するツールになったりしないのかしら?とまで思えてきたのでなんともかんとも。
- noripiii@quadspin_norimusubi2025年7月20日読み終わったストーリーはめっちゃ面白かった、文句ないんだけど、途中の性暴力表現に急激に失速して、読むのちょっとやめておけばよかったって思ってる… 村田沙耶香さんの本みたいに、アラートつけておいて欲しかったな…っていうのが正直な感想。ストーリーの肝になるから、予めアラート出すのが難しいのはわかるんだけど…
- noripiii@quadspin_norimusubi2025年7月20日買った読み始めた@ 武蔵野珈琲店ミーハー心出して買ってみたけど、面白いなあ。賞取ってなかったら自分では選んでない本との出会い、いいよね。アイスコーヒー飲みながら、60ページまでぺろり。夕飯買って帰ろっと。
- 호냐•ho nya@h0nyq2025年7月17日読了昨日のお昼休みに読み始めて、帰りの電車の30分、そして今朝1時間…… 久しぶりに一気読みしました…… なんとなく早く目が覚めたらもうこの作品で頭いっぱいで…… そりゃあみんな読みますよね…… ダガー賞ですよね……… おもしろい…… やっぱり私はヨンスが忘れられないよな……… 난 아직도 영수 생각만 하고 있음.... 영수 잘 있으려나....
- なみだめ@nmdm2025年7月16日読み終わった名前にふりがなのない違和感あったはずなのに、グイグイ読ませるうちに忘れさせてミスリードされて最後にアッ!!って言わされる。最近読んだ本で一番やられた〜〜って思った 小説家ってこうやって世の中に物申してるのかもって初めて体感した作品
- らこりさ@rakorisa2025年7月15日読み終わったダガー賞を日本人作家で初めて受賞したことで話題になった作品。期待を裏切らない、手に汗握るバイオレンス小説だった! 途中まで「これミステリー要素あるのかな?」と思いながら読んでいたが、「え、待って…!」となる瞬間が。そこからのスピード感といったら。 エンタメ作品としてのクオリティも素晴らしいのだけれど、女性への差別や偏見、ミソジニーを描いてもいる。それに抗う主人公たちを応援する気持ちで読んだ。 そして、型にはまらないことや曖昧さを許容することについても考えさせられた。 ダガー賞受賞は翻訳家のサム・ベット氏の貢献も大きいとのこと。どんな風に訳されているのか、英語版も読んでみたい。
- Björn och Tiger@bjorn_och_tiger2025年7月13日読み終わった『荘子』を読みたいなと思って本屋に行き、『ババヤガの夜』を買って帰ってきた。極めて道で、世界が鮮やかに転位したので、たしかに可換だったと思う。
- アールミン・ことり@yuyuyu_kotori2025年7月12日読み終わったリュウミン話題作GET。やくざに拉致されて組長の娘のボディガードになったフィジカル最強女子の主人公と、組長の娘の話。戦う部分も含めしっかり画面が浮かんできて、うまいなぁ、と思う。ミステリではないけど、仕掛けはあっと驚く。総じて良かった。ラストシーンも印象的な画なんだけど、もしかしてもしかするの?と思ってしまってせつない。柳さんどうなってしまったのかも気になる🥲
- そめ@s_o_m_e2025年7月12日読み終わった積んでたけど、話題になったので読んだ。(王谷先生のスピーチが本当に素晴らしかったです) 私は、強い女が好きってよく言ってる者なのですが、 ここまで純粋な暴力に満たされてるタイプは初めてで、衝撃だった。 展開も面白かった!あれとあれがアレになる英訳ってどうなったのか気になる。
- いぬを@_____on7222025年7月12日読み終わった@ 自宅バイオレンスな内容を通して、男尊女卑や多様性について訴えかけてくる作品だと感じました。 ミステリー要素もあってまんまと騙されました。
- きしもと@choko-chip2025年7月11日読み終わった英ダガー賞を受賞した初の日本作品ということで読んでみたら、自分では絶対買わないタイプのバイオレンス小説だった。 おおう。 でも最後までおもしろく読めちゃったな。
- あさぎ書房@ASAGI_BOOKS2025年7月8日読み終わった勢いに任せて1日で読み終える。文句なく面白い。 熱くたぎるような暴力描写が続き、常に口の中で血の味がするようだ。それでも直近で読んだprizeのねっとりと絡めとられそうな描写に比べれば、あまりひっかかりなくするする読み進められる。主人公の依子の強さは魅力的だ。 シスターフッドの物語と言えなくもないが、関係性を名づけることを、真っ向から否定してくる仕掛けも最高。
- Chico@chico415wabu2025年7月8日読み終わった@ 電車ダガー賞受賞おめでとうございます。受賞スピーチも最高でした。 面白かった.... 電車で読んでる間、面白すぎてマスクしてたけど百面相してたと思う。 2人の名前のない関係、沁みたなー。 かなり血生臭いので、苦手じゃなければ読んで欲しいな。
- ヒナタ@hinata6251412025年7月5日読み終わったダガー賞受賞おめでとうございます!!!ということで再読。ノワールなテルマ&ルイーズ。生まれも育ちも趣味も正反対な女の子二人が仲良くなる話、みんな好きなやつ。ミスリードの仕掛けがあるのが面白い。そしてやっぱりラストシーンがカッコよすぎ!!!って思いました。あまりに切ない幕切れだけれども。
- まんたそ@mantaso2025年7月5日読み終わったダガー賞で気になり、紙の本はどこも手に入らない(7月後半に重版分が出る?)ため、我慢できずKindleで。ライトに読めて楽しかったー。作者のことを調べたら『どうせカラダが目当てでしょ』の方だった。他も読もうー
- ワタナベサトシ@mizio_s2025年6月30日気になる買った読み終わった@ 紀伊國屋書店 新宿本店7/4追記 ダガー賞おめでとう! ぜひ読まなきゃ! 7/5追記 受賞帯の買ったよ! 7/7、読了。……なるほど、こう来たか! 感想を書くとネタバレになってしまいかねないので控えめにする。前半は期待していたより凡庸でありきたりなキャラと展開に思えた。2/3ほど読み進んでもいまいち乗れない。ジャパニーズ・マンガやアニメの類いとして英国でウケたのはこのくらいの内容なのか、といささか残念な気分になる。 140ページから先で、物語が急にはじける。もの凄いスピードで駆け出す。驚きのあまりいったん本を閉じた。数時間ほど頭の中で考えて、本を開き、少し前からもう一度読み直した。……なるほど、こう来たか! 良い小説だ。初出が『文藝』なのも違和感ない。純文じゃない・曖昧だ云々とあるが、日本じゃこれを純文学と読むだろう。余韻を悲しく読む人もいるだろうけど、爽快感をもって空を見上げるような読後感もある。 ダガー賞を受賞したサム・ベット訳の評判も漏れ聞く。この内容なら、自分の拙い英語力でも読めそうな気がする。探せば手に入れられそうなので、そちらもぜひ読んでみたい。
- あるる@aru_booklog2025年6月16日読み終わったシスターハードボイルドって何?!?!って思いながら読みました。任侠もの好きなので、度重なるバイオレンスに大喜び。バイオレンスがあまりにも正当化されているとげんなりするんですが、こちらの作品は欲求として描かれていて、割り切ってエンタメとして読むことができました。尚子の境遇を思うとしんどいけどね。 これがダガー賞ノミネートされているのはどうしてなんだろう?どこらへんが刺さったんだろうか...
- yayano@yaya72025年6月13日読み終わった世界最高峰のミステリー文学賞 英国推理作家協会賞(ダガー賞)翻訳小説部門 ノミネート作 世界が息を呑んだ最狂のシスター・バイオレンス・アクション! という最近の動向が気になって積読から手に取り、まんまと半日で読破。暴力への飢えが痛快で痺れた。
- #@atmmm2025年6月7日読み終わった【ネタバレあり】 バイオレンス要素強めでゾワゾワしながらも、あっという間に読んでしまった 呼称がない関係性がとても好きなので、大変好きなお話だった でも何で同性同士の親密な関係性がテーマの作品は、大抵物語の最後に片方が死んでしまうのか…(あの最後、多分死んだよね…?) 本当にそれだけが辛くて悲しい 「いつまでも幸せに暮らしました」は異性カップルの特権なのか?
- もぐもぐ羊@sleep_sheep2025年4月16日かつて読んだまた読みたいすごくおもしろくて、日本で映像化するの絶対に無理だろうなと思ってたし、日本では絶対にしないで欲しいと思ってるくらい好きな作品なので受賞したらいいな! 英訳が出てるのなら世界中のどこかで映像化の可能性があると思うけど、それはそれで納得がいくものになるのかわからないよね!(私が納得できるか) 単行本は友だちにあげちゃったので文庫本を買って読み直そう! 以下、河出書房新社の公式から引用 株式会社河出書房新社(東京都新宿区)は、王谷晶による小説『ババヤガの夜』(河出文庫/2023年5月刊)の英訳版『The Night of Baba Yaga』(訳:サム・ベット/Faber & Faber/2024年9月刊)が、英国推理作家協会(CWA)主催の世界的ミステリー文学賞「インターナショナル・ダガー賞」にノミネートされたことをお知らせいたします。