ババヤガの夜

82件の記録
- あさぎ書房@ASAGI_BOOKS2025年7月8日読み終わった勢いに任せて1日で読み終える。文句なく面白い。 熱くたぎるような暴力描写が続き、常に口の中で血の味がするようだ。それでも直近で読んだprizeのねっとりと絡めとられそうな描写に比べれば、あまりひっかかりなくするする読み進められる。主人公の依子の強さは魅力的だ。 シスターフッドの物語と言えなくもないが、関係性を名づけることを、真っ向から否定してくる仕掛けも最高。
- Chico@chico415wabu2025年7月8日読み終わった@ 電車ダガー賞受賞おめでとうございます。受賞スピーチも最高でした。 面白かった.... 電車で読んでる間、面白すぎてマスクしてたけど百面相してたと思う。 2人の名前のない関係、沁みたなー。 かなり血生臭いので、苦手じゃなければ読んで欲しいな。
- ヒナタ@hinata6251412025年7月5日読み終わったダガー賞受賞おめでとうございます!!!ということで再読。ノワールなテルマ&ルイーズ。生まれも育ちも趣味も正反対な女の子二人が仲良くなる話、みんな好きなやつ。ミスリードの仕掛けがあるのが面白い。そしてやっぱりラストシーンがカッコよすぎ!!!って思いました。あまりに切ない幕切れだけれども。
- まんたそ@mantaso2025年7月5日読み終わったダガー賞で気になり、紙の本はどこも手に入らない(7月後半に重版分が出る?)ため、我慢できずKindleで。ライトに読めて楽しかったー。作者のことを調べたら『どうせカラダが目当てでしょ』の方だった。他も読もうー
- ワタナベサトシ@mizio_s2025年6月30日気になる買った読み終わった@ 紀伊國屋書店 新宿本店7/4追記 ダガー賞おめでとう! ぜひ読まなきゃ! 7/5追記 受賞帯の買ったよ! 7/7、読了。……なるほど、こう来たか! 感想を書くとネタバレになってしまいかねないので控えめにする。前半は期待していたより凡庸でありきたりなキャラと展開に思えた。2/3ほど読み進んでもいまいち乗れない。ジャパニーズ・マンガやアニメの類いとして英国でウケたのはこのくらいの内容なのか、といささか残念な気分になる。 140ページから先で、物語が急にはじける。もの凄いスピードで駆け出す。驚きのあまりいったん本を閉じた。数時間ほど頭の中で考えて、本を開き、少し前からもう一度読み直した。……なるほど、こう来たか! 良い小説だ。初出が『文藝』なのも違和感ない。純文じゃない・曖昧だ云々とあるが、日本じゃこれを純文学と読むだろう。余韻を悲しく読む人もいるだろうけど、爽快感をもって空を見上げるような読後感もある。 ダガー賞を受賞したサム・ベット訳の評判も漏れ聞く。この内容なら、自分の拙い英語力でも読めそうな気がする。探せば手に入れられそうなので、そちらもぜひ読んでみたい。
- あるる@aru_booklog2025年6月16日読み終わったシスターハードボイルドって何?!?!って思いながら読みました。任侠もの好きなので、度重なるバイオレンスに大喜び。バイオレンスがあまりにも正当化されているとげんなりするんですが、こちらの作品は欲求として描かれていて、割り切ってエンタメとして読むことができました。尚子の境遇を思うとしんどいけどね。 これがダガー賞ノミネートされているのはどうしてなんだろう?どこらへんが刺さったんだろうか...
- yayano@yaya72025年6月13日読み終わった世界最高峰のミステリー文学賞 英国推理作家協会賞(ダガー賞)翻訳小説部門 ノミネート作 世界が息を呑んだ最狂のシスター・バイオレンス・アクション! という最近の動向が気になって積読から手に取り、まんまと半日で読破。暴力への飢えが痛快で痺れた。
- #@atmmm2025年6月7日読み終わった【ネタバレあり】 バイオレンス要素強めでゾワゾワしながらも、あっという間に読んでしまった 呼称がない関係性がとても好きなので、大変好きなお話だった でも何で同性同士の親密な関係性がテーマの作品は、大抵物語の最後に片方が死んでしまうのか…(あの最後、多分死んだよね…?) 本当にそれだけが辛くて悲しい 「いつまでも幸せに暮らしました」は異性カップルの特権なのか?
- もぐもぐ羊@sleep_sheep2025年4月16日かつて読んだまた読みたいすごくおもしろくて、日本で映像化するの絶対に無理だろうなと思ってたし、日本では絶対にしないで欲しいと思ってるくらい好きな作品なので受賞したらいいな! 英訳が出てるのなら世界中のどこかで映像化の可能性があると思うけど、それはそれで納得がいくものになるのかわからないよね!(私が納得できるか) 単行本は友だちにあげちゃったので文庫本を買って読み直そう! 以下、河出書房新社の公式から引用 株式会社河出書房新社(東京都新宿区)は、王谷晶による小説『ババヤガの夜』(河出文庫/2023年5月刊)の英訳版『The Night of Baba Yaga』(訳:サム・ベット/Faber & Faber/2024年9月刊)が、英国推理作家協会(CWA)主催の世界的ミステリー文学賞「インターナショナル・ダガー賞」にノミネートされたことをお知らせいたします。