ババヤガの夜
595件の記録
もぽりたん@recordumdum2025年11月25日読み終わった終盤見事に引っかかってしまった…。それは多分自分の中にある型に当てはめて読んでしまったからだよなぁ。読後感は爽やかなんだけど物寂しさもある。暴力的、ちょっとグロテスクな描写は多いけども、するする読めた。
りなっこ@rinakko2025年11月25日読み終わった河出文庫のフェアで手に取ってみたら、面白かった。暴力への強い嗜好、その暴力を振るうために必要な力を天稟として持つ、新道依子の造形がよい(暴力が唯一の趣味とは難儀な)。名付けられない感情で結びついた依子と尚子、なれるものなら鬼婆に…と。 型に嵌った生き方などは出来るはずもなく、どうしても当たり前からはみ出していくクィアの物語だ。受賞時のスピーチと対談を併せて読んでよかった。




ゆずこしょう@exloyrog842025年11月24日読み終わった途中まで「面白いけど結構直球のノワール物だな…」と思っていたらまんまとやられました。サビに突入してからの物語が想像力を掻き立てられて超面白かった。規範って面倒臭えけど騙そうと思えば案外チョロい。



夕凪ゆうな@yoinjyoujyou2025年11月24日買った読み終わった寝る前に冒頭だけ読もうとして、一気読み。物語の疾走感が、登場人物たちの刹那的な生が、本を閉じることを許してくれなかった。 もう1回とは言わず何度でも読み返したくなる本。



- キラキラのつめ@polish_pink2025年11月24日気になる読み終わった「暴力は、気が付くと新道の唯一の趣味になっていた」 文庫本1冊を2週間かけるほど読むペースが遅い私が3時間で読み終えた。 こんなに血が沸るような気持ちの良い暴力描写に今後出会える気がしない。 思わず目を逸らしたくなるようなグロテスクな内容かと思いきや、全く逆。 骨、折れまくり。 血、流れまくり。 拳、めり込みまくり。 ページを捲る手が止まらない。 尚且つ、内容もしっかり練られている。展開が多くて間延びしない。 「おっ」と驚く展開もあれば、胸を打つシーンもある。 こんなに面白い本に出会えてよかったと心の底から思う。

こもる@lost2025年11月23日読み終わった読むのがつらくて諦めかけたシーンがいくつかあったけど、結局一気に読み進めてあっという間に読み終えてしまった……。 人生を生き抜いてきて、ある時決定的な出来事が起きて、また人生を生き抜いていく人の、平穏を願わずにはいられない物語だった。

朧月@kinmokusei732025年11月22日読み終わった2021年に初読してからの、読書会課題本のための再読。前回はすごい話題になってた時期に読んだので、面白かったけど、物語のカラクリを追うに終始してしまったし身体表現(闘いの場面)が読みきれなかったとこがあった。再読してみて、前回より依子や尚子の心の動きや、アクション場面など楽しく読めた。





たにこ@chico75_114272025年11月15日読み終わった@ 図書館一気読みするくらい面白かったし、依子と尚子の関係が徐々に打ち解けていくのが良かった。 タイトルの意味も最後まで読んでなるほど、と思った。 バーバ・ヤーガ=スラヴ民話の魔女、時には人を助けることも。 バイオレンス表現は群を抜いてイカれてたので苦手な人は苦手だと思う。イカれてる奴のイカれ具合がヤバくて気持ち悪いくらい。その表現の仕方がうますぎる。


Hinako@Lady_Hinako2025年11月9日読み終わったジェンダー問題、家父長制、男性社会、差別、権力、社会!!いろんな問題の詰め合わせパックを爽快な暴力を交えて爽快な読み心地でした。 どんどん姿を変えていく2人のシーンは、フェミニストのニュートンの「マザーキャンプ」の中でのドラッククイーンについての主張を思い出した。 ーーーあらゆるジャンダーが「ものまね」であって「本物」も「偽物」もない。 あらゆる社会問題を、ハードボイルドな切り口で書き切るの、素直にすごいなぁ〜と思いました。
湖水@mizu_umi2025年11月2日読み終わった暴力の描写がたくさん出てくるけれど、辛くならない。あとあとまで心が傷ついたままになるような、ひどい描写がないといいなと序盤ははらはらしながら読んでいたけれど、犬が殺されなかった場面を終え、大丈夫な本であるとなんとなく確信。暴力が描かれているのに嫌悪感がほとんどない、むしろ爽快?な本を読んだのは初めてかも。

- lisa@449152025年11月1日気になる読み終わった苦手なジャンルかな…と思いつつ、意を決して読み始め。 暴力やグロいシーンはちょっと無理かも…と手が止まるも、後半のストーリーの仕掛けに気が付き始めたらもうノンストップで読了。 二人の関係性、行動に拍手。

- ハンギョドンlv@hangyodon-5102025年11月1日読み終わったずっと気になっていて書店で文庫版を見つけて購入。 数時間で読み終えてしまいました。 テキストだから成り立つミステリ要素で、本の面白さを感じました。 読み終わった後にすぐまた読み返すと、なるほどと思うこともあり、これからも時々読みたい本です。 バイオレンス要素は特に気にならず、むしろすかっとして面白かったです。

り@ryohei_132025年11月1日読み終わった自分はあまり楽しめなかった。 嫌悪するものがたくさん出てきて、これをエンタメとは思えなかった。短いし、文章のテンポが良くスピード感あるので読了はできたが、やはりこのジャンルは合わなかった。
すい@sui_mm2025年10月31日読み終わった読むのやめたくなるほどの暴力描写なのに、やめられなかった。 途中の展開で、えっ?!?って声出た。 こういう、暴力とか殺人とかの物語を面白く読んじゃう事を、いけない事なんじゃないかと思うところがうっすらあったんだけど、作者文庫あとがきで、「暴力を書くことに対して楽しいと後ろめたさを持つべきだと思う」ってな感じのことが書かれていて、自分を肯定された気がした。後ろめたく楽しもうっと。
はやしえりか@uma_no_332025年10月31日読み終わった疾走感のある展開であっという間に読み終えた。暴力!暴力!って感じなんだけど、読み進めていくうちにあれ…あれ…ってなって、最後には心にやさしい気持ちが広がっていった。何が自由なんだろうとか、自分の人生を生きてくってなんだろうとか、そういう疑問を抱えて今日は寝ます。
ぽち蔵@Yuntaku08232025年10月30日読み終わった暴力に彩られたシスターフッド・大エンターテイメント! 途中の仕掛けにあらびっくり。 作中のヤクザのセリフを私も言ってみたい(んな機会ないけど)


おたふく@otahuku22032025年10月29日読み終わった@ 自宅面白かった! 途中、映画「お嬢さん」みたいだなぁ〜と思ったのでお嬢さんのOSTをかけながら読んだけど、ぴったりだった。 佐藤究の「テスカトリポカ」もそうだけど、暴力って身近には絶対いらないものだけど、エンタメの中で見るとギャグとして面白かったり(トム・ブラウンなど)、爽快感を感じるのはなぜなんだろ。



おたふく@otahuku22032025年10月29日ふと思い出した何らかのハラスメントを受けてる人って音に敏感になるよな 加害者側の物音が五月蝿くなりがちなのか、被害者側がともかく敏感になるのか あと前半読んでいる時はうぉ〜サンドバッグ殴りてぇ〜という衝動が生まれてた(笑) この熱意がフィットボクシングに向かってればよかったのに

あめ@candy332025年10月27日読み終わった読書メモ小説昭和(前回参照)から一転、現代に! 暴力に惹かれる女子があるお嬢様のボディガードをすることになり・・・から始まる物語。暴力の描写は多めだけど、ドライな描き方なのでそれほど辛くない。女子同士の関わり合いの描写もベタベタしない感じ。 ボディガードを主人公としたお嬢様との関わりの物語と、内縁の妻を主人公とする初老のふたりの物語が、最後予想を裏切る展開を見せる。 最後まで「ババヤガ」という言葉が出てこなかったので、あとで調べたら、、、なるほどと納得。そして、生きる意味って必要だなと強く思う。

- saori@sweetbox1042025年10月26日読み終わったページをめくる手が止まらなかった。 ドキドキハラハラ、すごくおもしろかった。 読み終わってから、怒りや悲しみや寂しさのようなものがやってきて、しばらく泣いた。まだぼーっとしてる。 小説が読めるようになってよかった。 また読み返したい。


空@karakara212025年10月20日読み終わった借りてきた名前のつけられないふたりの関係が良かった!映画とかになったらGLだ〜と、はめる奴らが出そうでそれはやめてほしい。 あと靴に金かける柳よかった〜

犀川せせり@seseri2025年10月18日読み終わったネタバレあり@ ホテルテンポが良くて、するすると読めました。 続きも気になるし。 中盤、明確にスイッチが入るところがあって「なるほどなー」と思ったものの、世界最高峰のミステリー文学賞..?とは感じました。個人的にはシスターフッドものとして楽しめました。 それにしても、この作品の肝は日本語だからできる仕掛けだろうと思うので、英訳したときにどんな見せ方になっているのか大変気になる。 帯コメにジョン・ウィックっぽいものを探しているなら、とあるのでまんまと興味を惹かれてしまった。ジョン・ウィックっぽいものを探しているなら、やはりジョン・ウィックを見るのがいちばん。

445@00labo2025年10月18日読み終わった流れるような戦闘描写より尚子を取り巻く男たちの描写に読んでて力が入った。 ネックレスまじでキモイ。 ネタに関しては車種に違和感があったのが的中し、終盤にアルファードに乗ったヤクザが現れた時には笑っちゃった。
おいしい水@oisiimizu05202025年10月18日読み終わった話題の本なので気になってたけど、バイオレンスな話は苦手なので大丈夫かな、、と思い読み始めたけど大丈夫でした。途中にちょっとした仕掛けもあり、楽しめました。それぞれの人物描写も魅力的でまともな人間とクズの線引きが明瞭で良かった。 個人的には柳が極道の道に染まりきってなくて時々見せる優しい面や主人公がアレを生ゴミに捨てて焦るシーンが好きでした。



にこまま@nicomum_reads2025年10月17日読み終わった図書館で借りた一行目からすーっと物語の世界に引き込まれた。描写が鮮やかで、映画を見ているように映像が頭に浮かぶ。 中盤で「え⁈うそ⁈え、え、えーー‼︎」ってなってそのまま最後まで一気読みした。緊張と驚きのあとの爽快感! 物語の構成とテンポ、余韻の残し方が絶妙で、読書の楽しさを改めて感じさせる一冊だった。
- ぽけっとブックス@tsuruchans22025年10月14日買った読み終わった思いの外、さっさと読めた。 なんだか久しぶりにハードボイルド系?を読んだ気がする。にしては、割とあっさりめ。 感想は色々考えてメモったけど ここではまだ敢えて記録せず


図書委員の歩き方@numo_book2025年10月13日読み始めた読み終わった本屋さんで偶然見つけ、力強い表紙と内容にひかれ購入し読んでみた。 ヤクザや喧嘩の話なのに主人公が女性ということもあり、どんな風にストーリーが進んでいくのか楽しみだった。(こういう話はだいたい男性がメインになりがちだと勝手に思っていた) 終盤のスピーディーな展開に置いていかれそうだったが、かなり面白かった。

猫流通センター@kn05052025年10月12日読み終わった一瞬で読み終わってしまう程面白かった。 主人公は負けそうな瞬間が思い浮かばない程強く、その強さ故の生きづらさや閉塞感はあるものの全く湿っぽくないのがハマった。叙述トリックも巧みで最後まで飽きずに読み切った。
なかしまみさ@misa_k_s2025年10月11日ようやく自分の本が読めるー!! そして、2025年中に読めてよかったー!! 色々と多くは語れないけど、かっこよかったー! そして、平山夢明のダイナーが好きなら絶対好きだと思う。 バイオレンス系が苦手って人も楽しめるんじゃないかなぁと思いました!! ぜひとも読んでほしーい。 そして王谷さんの他の著書も読みたくなりました。



シンジ@shinji2025年10月11日読み終わったバイオレンス!暴力! 主人公の新道依子が、強くてかっこいい。 そして、終盤に訪れる『?』でちょいとページを繰る手を止めて考える。腑に落ちて『おおっ!』となる。 出てくるヤクザの卑語(スラング)に嫌悪感を覚えながらも、その嫌悪感も含めて反社なんだなと…。 「ダガー賞受賞作」の文字が帯に踊っているが、「ダガー賞」がなんなのかよく分からない笑 でも面白かった。
もりもり@mori_mori2032025年10月10日読み終わったダガー賞の本と言うことで、久しぶりに電子書籍以外で購入 登場人物の心情表現として、押さえ込まれた感情とズケズケと明け透けに言葉を発する対照的な表現もわかりやすい。 終盤に、流れが急に変わった箇所があって読み返したけど、ここと繋がっていたんかーと納得 日本の裏社会が舞台で重い話かなと思ったものの、内容はテンポよくスイスイ読める、読みやすい本でした。
本が好きな猫@nekomum2025年10月8日読み終わった読書日記アマゾン海外発送甘いものとカフェラテを楽しみながらの「ババヤガの夜」だったので血がイメージだけで済み、味覚が中和された。 読んでいる最中、すぐにトリックに気づかず、後に、「あー、なるほどぉ」と納得。P56からP59 にかけてが好きなので付箋をつけていつでも読めるように。戦う女はかっこいい!










うんぽこ@onomi_i2025年10月8日読み終わったテレビで髪の毛刈り上げて、ピアスバチバチな作者さんを見てから気になってた本。やっと読みました。ミステリと謳うのは?でしたが、面白かったです。強い女性は良いね。パラパラ読み始めて表紙の人物が主人公の依子だと気付いた時が1番衝撃でした。カッコいい!



mio@y_________io2025年10月7日読み終わったなんだこれ面白!! 映像だと暴力は痛そうでそのシーンだけ目を覆っちゃうけど、文字で味わうグロさと爽快感の間に痺れた。 それと何この展開?あ。って気づいた瞬間その部分読み返しちゃったよね…。トリック分からなかったやられたーーってより、うわっ良い手法。でくらった。 親知らず抜いて絶賛落ち込み中でも夢中になって読んだ。何もしたくないような気分こそ、新藤依子みたいな動きある主人公の作品が楽しかったのかも。








chilly@chirirurirariru2025年10月5日読み終わったダガー賞ってなに?面白いのかな!?って感じで購入。読みやすくてどんどん進んだ。けど、どのへんがミステリー…? いろんなレビューをみてもうーーーむ。 バイオレンスアクションとしてはよかった



kawazmuri@01non-kawaz-use2025年10月4日読み終わった今日嫌なことがあって、この積読をぼくはこのためにとっておいたんだと読んだ。強くてなみだが出た。 この作品や、他のすべての作品が、言論統制の憂き目に合いませんように。



あさだ@asadadane2025年10月3日読み終わった小説すき@ ジュンク堂書店 三宮店血湧き肉躍る魂、圧倒的暴力、そして強い女と気高き女のロマンス!最高!!! 普段ミステリーやバイオレンスはあまり読まないが楽しく読めた、何より勇気をもらった、強く逞しく生きていくわよ




畑@hatake_ager2025年9月30日読み終わった買った先の駅から、長めに乗り換えなしの電車に乗って、電車の中で読み終えた。質のいい90分くらいのバイオレンス映画を観終わった気分。サントラ(サントラ?)があったら買ってたな... 私は海を渡ったと信じる。犬をいっぱい、ねこもいっぱい、獣たちの素敵な住処をつくったと信じる。信じることで暴力の世界に抵抗する。



こたか@kotaka2025年9月30日読み終わったびっくりした。久々に本を読んでいて「えっ?」と声が出てページを戻って確認したりした。そういうこと?と気づいてからはページをめくる手が止められなくなった。どうなるんだ。どうだったんだ。ダガー賞の受賞がきっかけで買ったが、本当に読んで良かった。胸に込み上げてくるものがある。いい作品だ。

ニチカ@10942025年9月29日読み終わったもう読み終わっちゃった。かっこよかったなあ。依子も尚子も、ほんとうにかっこよかった。定期的に、こういう暴力と理不尽の中でしたたかに生きる人たちの物語を読みたくなるのはどうしてなのだろう。

オケ山@okeyama2025年9月23日読み終わったおもしろかった。あっという間に読み終わった。 夢中で読み進めていたら途中であれ?となり、ちょっと戻って読み直し、おお〜そういうことか!となった。 久しぶりにどっぷり本の世界に入った感じが心地よい。 依子と尚子の関係が好きな感じだった。



あすなしき@asuna_shiki2025年9月21日読み終わった冒頭から圧倒的暴力を感じて、普段バイオレンスな作品をあまり読まない自分は慄いたのだが、読んでいくうちにスカッとした気持ちも感じるようになった。依子と尚子の関係性もまたいい。どこら辺にミステリー要素があるのだろうと思っていたが、まんまと引っかかってしまい、途中で読み返すなどした。非常に面白かった。






SEP@sntmtst2025年9月20日読み終わった@ 電車こういう設定の話だとこうなるだろうな〜を断ち切るような構造が良かった。漫画でも映画でもない小説の技法だと思う。女、男、それだけに留まらないテーマが暴力とともに面白く読める!

ノエル@wonderwall2025年9月17日読み終わった寝る前にすこしだけのつもりが物語のあまりの勢いに一気読み。 尚子と依子の強く確かな、だけど名前のつかない関係、物語の構成そのものの仕掛けや名前のトリック、鮮烈で生々しい暴力描写に不気味で嫌悪感を感じるほどの人物描写、それらすべてに一気に引き込まれて止めどころがわからなかったほど。 尚子の生い立ちを思うと、彼女は依子と出会って初めて「生きる」ことが出来たのだと感じた。 おもしろかったです。



annamsmonde@annamsmonde2025年9月17日読み終わった圧倒的暴力が書かれていて、それを読むことで、暴力に溢れた現実を再認識させられる。 驚きの展開と、バイオレンスな言葉の並びから目が離せませんでした。 嫌な気持ちが下から膝まで上がってきていて、呆然としているところに頭をガツンとやられたような読後感です。 「人は、誰かと誰かが一緒にいることに名前をつけないと不安になるらしい。」




ススワタリ@lost_corner2025年9月15日読み終わった恥ずかしながらババヤガの単語にピンと来てはいなくて、なんとなく難しい話かと思ってたけど、予想外に読みやすかった。暴力、差別、トリック、厳しくもあり優しくもある世界…いろんな刺激を貰えた一冊だった。



りら@AnneLilas2025年9月14日読み終わった@ 自宅想像以上にぶっとんだ設定と重量級の疾走感に痺れた。 はじめは、絵本で今まで何冊か読んだバーバ・ヤガーとどう繋がるのか見当もつかなかったけど、そう来たか、と。 後半の断片的な描写や強引なトリックも含めて、粗削りな面にこそ却って頁を繰る手を止まらなくさせられた。

- すきま読書@sukimadokusho2025年9月13日読み終わったバイオレンスアクション」は 初見で手に取りにくい主題なのだけど 大変面白く一気に読んでしまった今日。 数ページ読むたびに驚く展開で えっ、とか、わ!とか、ひぃ…とか言いながら 世界に引き込まれて、おかげで夢の中までババヤガの夜感覚。 めちゃくちゃ強い女性への憧れというか (それは暴力的でなくてもだけど) ヤクザという男社会でのスカッとするような 立ち回りが最高だったー。



- だんべる@lagoon272025年9月13日読み終わった@ カフェ例えフィクションの世界であっても、自身の生き方が自分にはどうにもできない外部定数によって縛られているのを感じるのは胸が締め付けられ、そこからの解放は例え『勝利』ではなく『逃亡』であってもどこか気持ちが軽くなるカタルシスを感じるものである。




本が好きな猫@nekomum2025年9月13日買った読書日記アマゾン海外発送毎月本を注文するたびに冊数が増えてる🫢シスター・バイオレンス・アクションから、猫系、カフェ系、ほっこり系、アート系まで、全部で14冊。今はまだ、眺めたり触ったり並べ替えたりするのを楽しんでます✨それだけでも満たされる。









Hatsue Kajihara@hakume2025年9月10日ドーハ→羽田の飛行機の中で読んだ。あっという間に読めた。 男より腕力の強い女、という存在はいろいろ考えさせられるし、期待を寄せてしまうが、新道依子本人に何の力みもないところがいい。フィクションならではの無理のありそうな設定も、ストーリーのうまい味付けとなっていて、内樹尚子も過剰に被害者ぶるでもなく、その環境に甘んじるでもなく、意志を感じる存在でよかった。




坊@Bou_Books2025年9月9日読み終わっためちゃくちゃ面白かった。場面の想像がしやすいから楽しい(柳をめちゃくちゃ高身長イケメンだと思いながら読んでいました)。そして新道とお嬢さんの関係性が良い。最後は切なくなっちゃった。 映画化等して欲しいけどこの面白さ(トリック)は文字でしか出来ないことだと思うので、残念でもありこの本の良いところでもある。


たぬき@ponpokotnktnk2025年9月9日読み終わったすみません、面白すぎます。面白すぎて今朝から読んだのに仕事中に読み終わってしまった。 作中の仕掛けにまんまとひっかかり、え?え?と数ページ巻き戻して、そういうこと…!?と気づいた瞬間が気持ちよすぎた。 主軸となる2人以外の顛末が一切わからないのも良い。映画化してほしい。(するだろ絶対)



さおり@prn9909082025年9月7日読み終わったオーソドックスなのにあの一文を読んだ時に「やられた〜!」となりそしてそれがとても気持ちよかった.新道依子、スリルジャンキーという言葉がとても良く似合う、「死ぬのは怖くない。嬲り殺される前に、刺し違えて死にたい。」という一文がすごくこの人のことを濃密に表していると思った.尚子さんとの間にあるものに多分愛や絆というものを当てはめるのはきっと違っていて、それは2人のあいだでしか成立しない「なにか」でそれこそきっと替えがきかないもので「誰かの何かとして生きるのは、無理だ」という言葉の象徴みたいなものだと思った.ラストシーンは悲しくてそれでもどこか美しくてでも決定的な描写がないということに縋ろうとしている自分がいます.


あべ@abe2025年9月5日読み終わった怒りに震えながらも、暴力を楽しみ上がる呼吸に合わせたような軽快な足取りで進む物語の中に、ハッと息を飲む展開が面白かった。 “楽しいな”と“後ろめたいな”を忘れないようにしたいと言う著者の気持ちが作中にも散りばめられていた。



もりもと@mori_112025年9月4日読み終わった面白かった…! 暴力シーンに恐る恐る読み始めたけど、続きが気になって読むスピードがどんどん上がって行きました。 読み終わった後も小説には書かれていない依子と尚子が過ごした年月がどんなものだっただろうか、と想像してしまいます。





橋本吉央@yoshichiha2025年8月31日読み終わった1日で一気に読了。 女性が主人公でありつつ、猛烈な暴力のエネルギーを発している様子、あまり読んだことのない感覚でおもしろい。そして、終わり方が素晴らしい。






しまうま@shimaumova2025年8月31日読み終わった面白かった。 どんだけヴァイオレントなんだろうと恐る恐る読み始めたけど、正直、数多あるおっかないハードボイルドやノワールものに比べたら大した事なかったというか、斬新なほどの暴力性は(有り難い事に)なかった。 確かに主人公の依子は凄まじい腕っぷしの強さを誇り、暴力を振るえると血が騒いで喜ぶ人間だけど、彼女には嗜虐性がないので人を無意味にいたぶらない。誰かをなぶりたいが為の暴力ではなく、自分が力を揮いたいがための暴力。そこが、本作における暴力描写がスプラッタやゴアとは一線を画し、尚且つ多くの読者をして依子に好感を持たせる要因だろう。 乱暴者と品行方正なお嬢さん・お坊ちゃんとのバディもの、それも古今東西には沢山あると思う。でも依子と尚子が二人になってからの展開は意外性に満ちていて良かった。 鬼婆。わたしたち女性が自己を解放して、好きなように生きるには、まだまだ鬼婆になるしかないのだろうか。





has@11lotuslotus112025年8月31日かつて読んだKindle8月上旬にKindleで読んだ。おもしろかった。文章のスピード感すごい。 この本好きだった方、一昨日から公開中の『愛はステロイド』を観に行ってほしいです。

σικακο@332025年8月27日買った読み終わったなぜか近所の書店に著者直筆サイン本が売っていたので読んでみた シスター・バイオレンス・アクション小説なのに、なぜダガー賞受賞?って思ってたけど、読んでなるほどだった むしろ英語であのネタを仕込むのにどんなふうにしているのだろうか



はぐらうり@hagurauri-books2025年8月27日読み終わったダガー賞受賞。めちゃめちゃ面白かった。まさにエンタメ。 暴力描写が凄まじいとは思わなかったが、解説にあるようにいつの時代も暴力的なので、慣れきってしまっている部分もあるんだろう。純粋にエンタメとして面白く、仕掛けも楽しく読ませてもらった。「葉桜の季節に〜」を思い出す。 一風変わったバディものでもあるけれど、個人的にはもっと長編でこれまでの登場人物(柳とか)のその後も読みたかった。いつか続編としてで書かれないかな、と楽しみにしている。




- Y@Child77382025年8月26日読み終わった暴力的で激しく強く優しい話だった。 頭に浮かぶ映像が圧倒的な強さや血、筋肉、アクション、戦闘に合わせてなびく髪の毛や汚い男にまみれていた。 寝れない夜に読んだらますます眠れなくなった。 ネタバレ?あり↓ 名前にルビ振ってないことに珍しさと若干の読みづらさを感じた。 …最後、そういうことか!!!と膝を叩きたくなった。




karin@jyurynene2025年8月26日読み終わった表現が激し過ぎて途中、付いていけない部分もあるが、2つのストーリーが交わる時、そうなのかという驚きがあった。壮絶な出来事を乗り越えて登場人物二人の信頼関係や絆がどんどん強くなっていく。ラストは読者の想像にお任せする形で終わる。


ふーる@fool62025年8月23日読み終わった腕を見込まれ、暴力団会長の娘の運転手兼護衛を任された神道依子だが… バイオレンスアクション、短絡的で刹那的。深みがなく薄い印象で、読切の漫画とかでありそうな読了感でした。これで受賞というのが結構不思議
こつ子@kotsuko122025年8月23日読み終わったお風呂あがりに寝静まったリビングで我慢できず読了。 血飛沫を浴びながら加速していく疾走感が心地よく日常を切り離していく。 物語の始まりと終焉を見届けられる小説がやっぱり好きだな。

orange.m@orange102025年8月23日読み終わった血と暴力がぎっしり詰まったエンターテイメント小説。グロいシーンも結構あるけど、おもしろくてあっという間に読み終えた。依子と尚子の名付けられない関係性が良い。寺田克也さんの表紙もかっこいい。


- 🌦️@restgoogoo2025年8月22日読み終わったどこからなんと言ったら良いのか分からない… おもしろかった。 ヤクザ用語が分からなくて調べつつ、でも読みやすい。読みやすいけど骨がある。 そしてこの4日間で読み終えて記憶がある限り、全体通してのギミックが上手だった。なんでここはこうなんだろう?とぼんやり思っていたところがちゃんとギミックだった。話の展開も定番を匂わせて読者へ簡単に予想させるかと思いきや、という感じで… ほんとにいつの間にか半分読み終えて、あるポイントからびっくりして…寝る前にちょこっと読んで明日の出勤前の楽しみに取っておこうと思ってたのに、あとがきまでしっかり読んで夜中の2時半になろうとしてる







閑谷閑@nyomugen2025年8月22日読み始めた借りてきた話題の本にしては(?)苦手じゃなさそうな内容なのでちょっと気になりつつ、買うほど読みたいわけでもないんだよな〜と思ってたら借りられたので読んでみる。
こつ子@kotsuko122025年8月22日読み始めた帰省のお供に新幹線で読み始めたけど、襟元を引っ張られるような没入感であっという間に最寄駅に着いてしまい慌ててホームに降りたところ。 乗り換えが惜しい。 そして前回の帰省の時も昼間に買ったシナモンロールを夜ご飯に持ちこんだけど、今回も意図せず別の店で買ったシナモンロールが夜ご飯。 実家に到着したら読み進めるぞ〜!明日は甲子園の決勝のために早起きもしなきゃなのに!






しおり@Kaffee58882025年8月20日読み終わったダガー賞を獲られたということで王谷さん作品を初読📕🥊 一気に読める勢いとテンポの良さがあった。面白い!ただミステリーという感じはなかったかな?と思う。女の強さ、暴力、生き方とかそういう全てをひっくるめた「強さ」を感じられる作品かなと思う。(伝わる?)任侠作品としてはちょっと珍しい焦点だったんじゃないかな〜と思う。あまり他の任侠系の作品を読んで無いのでなんとも言えないけど…。ただ、面白い作品であることは間違い無いと思うし、短いのでさくっと読めておすすめです。アトラクションに乗った気分。 こう生きなきゃいけない、とかそういう型にはまった生き方より、自由で一番楽しい生き方を選んでいきたい。女だから、とか男だから、とか若いから、とか歳をとったから…とかいろんな言い訳をして選ぶ道を狭めずに出来るんだったらやってみよう!を実行できたらいいな。 他の王谷さん作品も読んでみたいな、と思った。











みん@meemee_03132025年8月19日読み終わった暴力と抵抗 生きるためには綺麗事では語れないものがたくさんある。 依子の祖母のエピソードというものを王谷さんが書いていただけるなら、読んでみたい。
Ayako@aya_rb2025年8月18日読み終わった仕事しつつお風呂にも持ち込んで、1日で読んでしまった。 いろいろな意味でガツンとくる。 『精霊の守り人』のバルサの武闘にも心を奪われたけど、この主人公の暴力は容赦がないだけに目を背けたくても視線が離せなかった。



- 北奏館@hokusoh2025年8月18日読み終わった読み始めたら止まらなくて一気読みだった。ミステリパートも小説ならではの仕掛けで、読み終わってみて、時代背景含めて全て納得。日本語の文章に由来する小さな仕掛けもあって、これをどう翻訳したのか気になる。映像化も難しいと思う。つまり、小説で楽しむべき。主人公の造形もいい。途中、なんとなく川﨑秋子を思い浮かべてしまったんだけど、文体かな。





無重力くらげ@NoGravityJelly2025年8月17日読み終わったスピーディーで刺激たっぷりの物語。主人公がバッタバッタと敵を薙ぎ倒す様は読んでいておもしろかった。作者にはしっかり騙された。敵のとある発言が心底気持ち悪くて、思わず本をぶん投げそうになった。





Daidaigo@df21792025年8月17日読み終わった暴力!逃走!労働!令嬢!救出!逃走… ミステリー⁉︎ 目まぐるしくて一気に読んだ。痛快エンタメ上質ミステリで酷暑で外に出られない日にぴったり。






森々@mori_hkz2025年8月17日読み終わったうわーすごいな。 男尊女卑、決めつけ思い込み、女らしく・自分らしくなど社会問題盛り盛りでそれが全部仕掛けになってるのがめちゃくちゃ面白い。 中盤までは嫌な場所で生きながらお嬢さんと仲良くなっていってるなーくらいに軽く読んでいたけどそれ以降の進み具合が半端な量じゃない。 主人公の語り口が淡々としているから暴力と蔑みが蔓延る最悪な環境でもあまり気持ち悪くならず読めた。200ページあるなしで、すごく没頭して読んであっという間に読み終えた。 柳が最後になって好感度上げてくるから困るな……生きて幸せにカタギになってほしい……。








きん@paraboots2025年8月16日読み終わった正直、こんなに面白いとは思ってなかったけど、いや、これ、めちゃおもろかった。 すごく好みの本だったなぁ…余韻がすごい。 でも、読後感はまるで炭酸飲料かビールを飲み干したよう。 喉越しがヤバい、そんな感じ。 ヤクザの世界、ひょんなことから女性二人、新道依子と内樹尚子が出会い絡み合いそして暴力の世界を横切ってゆく物語。それぞれが、自身の運命に翻弄されてゆく感じはまるでテルマ&ルイーズのよう。 この本を通して、シスターフッドという言葉を初めて知った。 ババヤガとはスラヴ語で魔女を意味するが、物語の中盤に出てくる"鬼婆"はこれのことかもと思ったりしている。 世界観としては、探偵物語だったりキルビルだったりレオンを彷彿させるが、この本はジャンルとしてはハードボイルドになるのだろうか… 途中の物語のカラクリもふくめて、とても楽しませてもらえた一冊。









mimosa@mimosa092025年8月16日買った読み終わったよい!疾走感が心地よく、展開も面白くて一気に読んでしまった。でもミステリーなのかな?北野武映画を思い浮かべつつ…ラストがちょっとヒリヒリする。




ズゴ子@zugocco2025年8月16日読み終わったかまえていたほどのバイオレンスでもなく スピーディな展開と、好戦的でありながら弱きものには愛着する主人公が魅力的で、イッキ読み なにより文章がめちゃめちゃ好きだ






1neko.@ichineko112025年8月16日読み終わったエンターテイメントを満喫! アクションシーンを表現する文字が脳内映像化されるって、不思議で、楽しい。 「ババヤガ」って、Baba Yaga、「バーバ・ヤーガ」のことなんですね。読むまで気づいてなかった。 「バーバ・ヤーガ」だと知ったら、ムソルグスキーの展覧会の絵の「バーバ・ヤーガ」の音楽が脳内再生されはじめて、こりゃまた楽し!




- 明らか@akiraka2025年8月13日買った読み終わった読書会の課題図書になったので読んだ。 ヤクザもののシスターフッドの触れ込みだったが、向いてなかったかも〜 スピード感あって一気読みなのは確か。バイオレンスアクション強め、ミステリーは弱め。 ふたりが変容していく様が一番良かった。 普段自分が手に取るジャンルではないので改めて得意ではないと知れてよかった。 追記 シスターフッドは好きだけどバイオレンスに忌避感があるので、そこがあんまり向いてなかったな〜の意です

むつみ@mutumi4202025年8月13日読み終わったこんなに随所に暴力があって抑圧への反抗としても機能してるのに、読後感がすっきりせず、(作品の出来ではなく自分の感情として)不完全燃焼なのは、2人が「女だから」という理由で奪われたものの多さに思いを馳せてしまい、やるせなくなるからだろうなと思った。2人が鬼婆になって元気に暴れまわりながら暮らせますように、そしてそういう社会になりますように。



でこ@flyinggecko2025年8月12日読み終わった読み始めたら止まらない作品だった。 (途中で疲れてもっと読むのに時間かかるかと思ってた) 絆とか綺麗なヤツだけじゃなくて、人と人との結びつきは、どっから生じるものなのかなあと考えながら読んだ。 信頼とか友情とかだけじゃなくて、執着とか愛欲とか敵愾心とか。 こういう感想が的確かはわからないけれども、そういう人と人の結びつきがすごく濃厚に書かれてるように感じたんですよ。




きん@paraboots2025年8月12日読み始めたなんだこれは…めちゃくちゃ面白いやないか! 主人公の新道は探偵物語の工藤チャンの様だし、世界観はブルースリーの映画やキルビルのよう。 爽快で楽しい!!









wingfeet@wingfeet2025年8月12日読み終わった話題の一冊。勢いよくあっという間に読めました。ミステリー? どの辺が?と思って読んでいたら確かにミステリーでした。完全にミスリードさせられました。痛快・爽快でよろしい。


夏の季語@natsunokigo2025年8月11日読み終わった純文学ファンが読んでも薄っぺらいと思わない表現で、かつエンタメ性も高いという非常に稀有な作品になっている。女同士のこういう作品が読めてすごくよかった。この人の別の本も読んでみたい。









ごとー@ptk5102025年8月9日読み終わった本当に、シンプルに、してやられた。 シスターフッド、ダガー賞などの記号だけに惹かれて読んでいたらとんでもない展開に舌を巻くばかり。ひたすら暴力が渦巻く中で、依子と尚子の関係性とその行き着く先が唯一の救い。 200ページ弱でこの読書体験が出来るのにもまず驚きだわ…







あとり@at0ri2025年8月8日買った読み終わった@ 蟹ブックスババヤガの夜読んだ!すっごい良かった……今日買って夕飯後に読み始めて一気に読み終わってしまった。作者の思惑通りに伏線に騙された!構成がうますぎる。すごいもの読んだわ。





ウタカタ@uta-ka-ta2025年8月7日読み終わったダガー賞受賞作。本当に良い「連帯」の話だった。 だけど、依子ほど腕が立って喧嘩が強くて粗暴な振る舞いをしても、女を求めまれる。 私たちが行き着く先はどこなのだろう。わたしは、願わくば鬼婆がいいな。




コトリ@kotoribooks2025年8月7日読み終わった@ カフェ一気読み。 暴力(性暴力含む)シーンが苦手でなければ、おすすめしたい。 暴力やヤクザものは読まずにきたので読めるかな…と思いながら読み始めたけど、それらの描写のキツさはありつつも、ストーリー展開や、依子と尚子の心情に惹きつけられて読み進め、あっという間にラストを迎えた。 バイオレンスだけど、それはこの小説の本筋の一つでしかない。とは言え、前提として暴力を欲する依子という存在があるので、それ抜きでは語れない物語である。 という訳で、暴力かぁ…と敬遠してる方へ(読む前の私へ)、ものは試しで開いてみてはいかがですか。






- 5月@yacchi52025年8月5日読み終わったフェミニストでも全然ないけど、女でいることで被った不利益なんてありすぎるほどあるから、依子が暴力に対して暴力で向かっていく様に、自分がこれまで被ってきた不利益から来るどす黒い感情が成仏していくような感覚になった。 ミステリーは読み慣れておらず、なにも察することなく読み進めることができたせいか、なんて美しいラストなんだろうと、しばらく呆然とした。 でもすぐさま読み返したくなって、またページをめくった。 作者の王谷晶さんもインタビューで話されていたけど、「名前のつけられない関係性」のいうのはこれからもっと重要になってくるような気がした。 凪良ゆうさんの作品にも通じるものがあるな、と思う。





amy@note_15812025年8月4日読み終わった感想フェミニズムジェンダーずっと読みたいな、読みたいなと思っていた『ババヤガの夜』 ダガー賞を受賞したこのタイミングでとうとう読みました。お、おもしろすぎる。もっと、もっとこの二人を見せてくれ、終わらないでくれと願ったけれど、最後のシーンが美しくて胸が苦しくなった いわゆる反社会的な組織がでてくるけれど、命よりも大切なメンツ。はたしてそれを守ることは"男らしい”ことで"かっこいい"ことなのだろうか。結局恥をかくのが怖くて怖くて仕方ないだけじゃないか。距離のある場所から眺めているとなんというかバカじゃないの?お言いたくなるくらいに滑稽だ でもこのメンツのために、人をモノとして扱うような人間は、悲しいかな現実にたくさんいるのである。しかもカタギにもたっくさん。 新道と尚子がメンツという錆びた鎖でがんじがらめだったあの場所から二人で逃亡する。これが喜ばずにいられようか 現実だときっとこうはいかない。新道の存在はファンタジーで、まさに『ババヤガ』だ。でもいま読むファンタジーはこういうのもいい。魔法や異世界も好きだけど、確実にいまのこの世界と地続きのなかだからこそ活きるファンタジーがある。ダガー賞を受賞した『ババヤガの夜』だけど私はこの作品はファンタジーだと思う



澪@mi0_book2025年8月4日読み終わった最高の小説だったと、全世界に言ってまわりたいくらいによかった、と思いかけ、すでにもうそれが世界で認められていることに歓喜と安堵。 あらすじもろくに読まずとにかくすごいらしいという情報だけで読みはじめ、興奮で目をかっぴらきながら読んだ。こんなに心を奮い立たせられたのは久しぶりでとても気持ちがよかった。作者によるあとがきが収録されているのもかなり嬉しかった。





なつり@nuts07072025年8月2日読み終わったミステリー…?と思いながら読み始めたら、後半からひっくり返された。 ミステリーだ…! 何回もページを戻り、また戻り、ミスリードを回収。 今まで選ばなかったジャンルなのに、一気に読んでしまった。





ゆい奈@tu1_book2025年8月1日読み終わった最高だった。もう一度いいたい。さいっっっっっこうだった。エンタメ小説めちゃくちゃ面白いやないかい!!!!かわいいとかうつくしいとかそんなしょうもないものをまっさらにしてしまうような依子の存在感。なんかもうとにかくきもちいい〜〜〜〜ボッコボコにしてくれてありがとう。アドレナリン!!!!畳み掛けるような仕掛けにおおおおおとなることは約束されている。さて何度でもいおう。最高だった!!!!!!!!!









数奇@suuqi2025年8月1日読み終わった短いのであっという間に読了。過激な暴力描写と痛快な物語が売りのエンタメ小説なのかな?と思いながら読んでいると後半にしっかり読者を驚かせる展開があり、ミステリーとして賞を取っていることに納得する。しかし、残念ながら個人的にはそこまでハマらず、正直なところ面白さをあまり理解できなかった。ミステリーとしての仕掛けよりは痛快なストーリーが評価されているのだと思うが、物語に対してもそこまで新鮮な感動は得られず……。女性が強く生きていく物語としての展開・結末は好きだった。






nekomurice@nekomurice1232025年7月31日読み終わった普段は手に取らないジャンルだけど、面白くてあっという間に読み終わった。一気読み!血のにおいが漂ってきそう。そしてまさか韓国語が出てくるとは!









むべなるかな@mascarpone56562025年7月29日買った読み終わった@ 自宅仕事帰りに買って、電車で、駅のホームで、台所で、ダイニングで、一気に読んでしまった!スピード感がすごい!血飛沫というより血溜まりのような、ねっとりした暴力と権力の世界、そこから抜け出すのも暴力だけど、なぜか心地良い! 多分それは、依子の暴力が権力のくびきから逃れた場所で純然と養われ、尚子の暴力が権力のくびきに耐え忍びながら養われたものだからじゃないか。(などと、朝に読んだフーコー入門を思い出しつつ考えてみる。) まあさかしまなことはいいのよ、タフで強い女たちの話は面白いよね。ガンパウダー・ミルクシェイク、デストロ246、ターミネーター、マッドマックス……………。 小説の「妙」もあってミステリ的な面白さも。映像では表現しづらい。 あと、依子の祖父と祖母の人生や柳の逃亡劇も気になるけど、これは勝手に想像するのが楽しい。また読みます!!


- くまく@kunaku16342025年7月28日読み終わったなかなか面白かった。 特に魅力的なことがあるわけでもなく、主人公のガッツに魅入られて瞬時に読了 ミステリ的にもひと仕掛けあってそれが結構日本ぽい作品だが、あのような威厳ある賞を受賞とのこと 国民として同じミステリー読みとして本当に嬉しい




ブックスエコーロケーション@books-echolocation2025年7月27日新刊入荷@ ブックスエコーロケーションブックスエコーロケーション、7月27日(日)オープンしております。19時まで。ご来店お待ちしております。 王谷晶『ババヤガの夜』河出文庫 日本人作家初!世界最高峰のミステリー文学賞・ダガー賞受賞作 血が逆流するような描写と大胆な仕掛けで魅せる最狂のシスター・バイオレンス・アクション!

巻貝雫@makigaitown2025年7月26日買った読み終わったバイト帰り、電車内の50分で息を吐く間も無く読破🚃 エンタメとしても面白いのはもちろんのこと、 「えっ!?そうだったの!」と作者にも自分の思い込みにも騙される展開、まさにバイオレンスアクションかつ「ミステリー」でした。 依子たちのあり方に息苦しいのにスッキリすると同時に、自分の認識には若干モヤモヤする、不思議な読後感でした。

Y_KATSUKI@k2_44162025年7月24日読み終わった未読だったのでこの機会に。ミステリ的趣向がちゃんとテーマと絡んで効いている。 〈最近は質素で地味な服は若い娘用で、派手な服は中高年向けに売られている〉


こむすめ@aky_12102025年7月23日読み終わった話題になってるうちにと思って。 よかった🥊 途中までライトな感じでスピード感があるなぁくらいの印象だったけど、読み終えたあとに自由と暴力みたいなことを考えたくなる 最後にずしんとくる重み🫰




anko@books_anko2025年7月22日読み終わったページを開けば「暴力、暴力、暴力!」のオンパレード 残酷でありながら美しささえ感じさせる 暴力団会長の一人娘・尚子の護衛をすることになった依子 生まれも育ちも違う2人の、不思議な絆に胸が熱くなる 刺激がほしい人はぜひ読んでみて


- さわら@sawara2025年7月21日読み終わった勢いよく読み終わった。劇画のようだとの感想と試し読みのあまりにイテテテテテテな描写の連続にどうなるかと思ったけど圧倒的な描写力でツルッと読み終わった。何を書いてもネタバレになるかもしれないのだけど、そもそも海外でミステリーとして評価されるってある程度トリックを推測するツールになったりしないのかしら?とまで思えてきたのでなんともかんとも。


noripiii@quadspin_norimusubi2025年7月20日読み終わったストーリーはめっちゃ面白かった、文句ないんだけど、途中の性暴力表現に急激に失速して、読むのちょっとやめておけばよかったって思ってる… 村田沙耶香さんの本みたいに、アラートつけておいて欲しかったな…っていうのが正直な感想。ストーリーの肝になるから、予めアラート出すのが難しいのはわかるんだけど…



noripiii@quadspin_norimusubi2025年7月20日買った読み始めた@ 武蔵野珈琲店ミーハー心出して買ってみたけど、面白いなあ。賞取ってなかったら自分では選んでない本との出会い、いいよね。アイスコーヒー飲みながら、60ページまでぺろり。夕飯買って帰ろっと。





호냐•ho nya@h0nyq2025年7月17日読了昨日のお昼休みに読み始めて、帰りの電車の30分、そして今朝1時間…… 久しぶりに一気読みしました…… なんとなく早く目が覚めたらもうこの作品で頭いっぱいで…… そりゃあみんな読みますよね…… ダガー賞ですよね……… おもしろい…… やっぱり私はヨンスが忘れられないよな……… 난 아직도 영수 생각만 하고 있음.... 영수 잘 있으려나....




なみだめ@nmdm2025年7月16日読み終わった名前にふりがなのない違和感あったはずなのに、グイグイ読ませるうちに忘れさせてミスリードされて最後にアッ!!って言わされる。最近読んだ本で一番やられた〜〜って思った 小説家ってこうやって世の中に物申してるのかもって初めて体感した作品



らこ@rakosuki2025年7月15日読み終わったダガー賞を日本人作家で初めて受賞したことで話題になった作品。期待を裏切らない、手に汗握るバイオレンス小説だった! 途中まで「これミステリー要素あるのかな?」と思いながら読んでいたが、「え、待って…!」となる瞬間が。そこからのスピード感といったら。 エンタメ作品としてのクオリティも素晴らしいのだけれど、女性への差別や偏見、ミソジニーを描いてもいる。それに抗う主人公たちを応援する気持ちで読んだ。 そして、型にはまらないことや曖昧さを許容することについても考えさせられた。 ダガー賞受賞は翻訳家のサム・ベット氏の貢献も大きいとのこと。どんな風に訳されているのか、英語版も読んでみたい。









Björn och Tiger@bjorn_och_tiger2025年7月13日読み終わった『荘子』を読みたいなと思って本屋に行き、『ババヤガの夜』を買って帰ってきた。極めて道で、世界が鮮やかに転位したので、たしかに可換だったと思う。


いぬを@_____on7222025年7月12日読み終わった@ 自宅バイオレンスな内容を通して、男尊女卑や多様性について訴えかけてくる作品だと感じました。 ミステリー要素もあってまんまと騙されました。









アールミン・ことり@yuyuyu_kotori2025年7月12日読み終わったリュウミン話題作GET。やくざに拉致されて組長の娘のボディガードになったフィジカル最強女子の主人公と、組長の娘の話。戦う部分も含めしっかり画面が浮かんできて、うまいなぁ、と思う。ミステリではないけど、仕掛けはあっと驚く。総じて良かった。ラストシーンも印象的な画なんだけど、もしかしてもしかするの?と思ってしまってせつない。柳さんどうなってしまったのかも気になる🥲






そめ@s_o_m_e2025年7月12日読み終わった積んでたけど、話題になったので読んだ。(王谷先生のスピーチが本当に素晴らしかったです) 私は、強い女が好きってよく言ってる者なのですが、 ここまで純粋な暴力に満たされてるタイプは初めてで、衝撃だった。 展開も面白かった!あれとあれがアレになる英訳ってどうなったのか気になる。


きしもと@choko-chip2025年7月11日読み終わった英ダガー賞を受賞した初の日本作品ということで読んでみたら、自分では絶対買わないタイプのバイオレンス小説だった。 おおう。 でも最後までおもしろく読めちゃったな。




本読みの旅人@hi_tommy9302025年7月10日読み終わった@ 自宅テンポ良く、暴力描写が気持ち悪さギリギリで上手いし、頭の中で自然と映像化される感じ。最後の最後まで、カッコよさが止まらない。 シスターフッドが上手く描ける監督さんで実写化希望。韓国の女性監督さんとかどうかな。
あさぎ書房@ASAGI_BOOKS2025年7月8日読み終わった勢いに任せて1日で読み終える。文句なく面白い。 熱くたぎるような暴力描写が続き、常に口の中で血の味がするようだ。それでも直近で読んだprizeのねっとりと絡めとられそうな描写に比べれば、淡々としておりするする読み進められる。主人公の依子の強さは魅力的だ。 シスターフッドの物語と言えなくもないが、関係性を名づけることを、真っ向から否定してくる仕掛けも最高。





Chico@chico415wabu2025年7月8日読み終わった@ 電車ダガー賞受賞おめでとうございます。受賞スピーチも最高でした。 面白かった.... 電車で読んでる間、面白すぎてマスクしてたけど百面相してたと思う。 2人の名前のない関係、沁みたなー。 かなり血生臭いので、苦手じゃなければ読んで欲しいな。







ヒナタ@hinata6251412025年7月5日読み終わったダガー賞受賞おめでとうございます!!!ということで再読。ノワールなテルマ&ルイーズ。生まれも育ちも趣味も正反対な女の子二人が仲良くなる話、みんな好きなやつ。ミスリードの仕掛けがあるのが面白い。そしてやっぱりラストシーンがカッコよすぎ!!!って思いました。あまりに切ない幕切れだけれども。





まんたそ@mantaso2025年7月5日読み終わったダガー賞で気になり、紙の本はどこも手に入らない(7月後半に重版分が出る?)ため、我慢できずKindleで。ライトに読めて楽しかったー。作者のことを調べたら『どうせカラダが目当てでしょ』の方だった。他も読もうー

ワタナベサトシ@mizio_s2025年6月30日気になる買った読み終わった@ 紀伊國屋書店 新宿本店7/4追記 ダガー賞おめでとう! ぜひ読まなきゃ! 7/5追記 受賞帯の買ったよ! 7/7、読了。……なるほど、こう来たか! 感想を書くとネタバレになってしまいかねないので控えめにする。前半は期待していたより凡庸でありきたりなキャラと展開に思えた。2/3ほど読み進んでもいまいち乗れない。ジャパニーズ・マンガやアニメの類いとして英国でウケたのはこのくらいの内容なのか、といささか残念な気分になる。 140ページから先で、物語が急にはじける。もの凄いスピードで駆け出す。驚きのあまりいったん本を閉じた。数時間ほど頭の中で考えて、本を開き、少し前からもう一度読み直した。……なるほど、こう来たか! 良い小説だ。初出が『文藝』なのも違和感ない。純文じゃない・曖昧だ云々とあるが、日本じゃこれを純文学と読むだろう。余韻を悲しく読む人もいるだろうけど、爽快感をもって空を見上げるような読後感もある。 ダガー賞を受賞したサム・ベット訳の評判も漏れ聞く。この内容なら、自分の拙い英語力でも読めそうな気がする。探せば手に入れられそうなので、そちらもぜひ読んでみたい。




あるる@aru_booklog2025年6月16日読み終わったシスターハードボイルドって何?!?!って思いながら読みました。任侠もの好きなので、度重なるバイオレンスに大喜び。バイオレンスがあまりにも正当化されているとげんなりするんですが、こちらの作品は欲求として描かれていて、割り切ってエンタメとして読むことができました。尚子の境遇を思うとしんどいけどね。 これがダガー賞ノミネートされているのはどうしてなんだろう?どこらへんが刺さったんだろうか...






yayano@yaya72025年6月13日読み終わった世界最高峰のミステリー文学賞 英国推理作家協会賞(ダガー賞)翻訳小説部門 ノミネート作 世界が息を呑んだ最狂のシスター・バイオレンス・アクション! という最近の動向が気になって積読から手に取り、まんまと半日で読破。暴力への飢えが痛快で痺れた。



- #@atmmm2025年6月7日読み終わった【ネタバレあり】 バイオレンス要素強めでゾワゾワしながらも、あっという間に読んでしまった 呼称がない関係性がとても好きなので、大変好きなお話だった でも何で同性同士の親密な関係性がテーマの作品は、大抵物語の最後に片方が死んでしまうのか…(あの最後、多分死んだよね…?) 本当にそれだけが辛くて悲しい 「いつまでも幸せに暮らしました」は異性カップルの特権なのか?



もぐもぐ羊@sleep_sheep2025年4月16日かつて読んだまた読みたいすごくおもしろくて、日本で映像化するの絶対に無理だろうなと思ってたし、日本では絶対にしないで欲しいと思ってるくらい好きな作品なので受賞したらいいな! 英訳が出てるのなら世界中のどこかで映像化の可能性があると思うけど、それはそれで納得がいくものになるのかわからないよね!(私が納得できるか) 単行本は友だちにあげちゃったので文庫本を買って読み直そう! 以下、河出書房新社の公式から引用 株式会社河出書房新社(東京都新宿区)は、王谷晶による小説『ババヤガの夜』(河出文庫/2023年5月刊)の英訳版『The Night of Baba Yaga』(訳:サム・ベット/Faber & Faber/2024年9月刊)が、英国推理作家協会(CWA)主催の世界的ミステリー文学賞「インターナショナル・ダガー賞」にノミネートされたことをお知らせいたします。





lika@pib3c1900年1月1日読み終わった若い時になぜか平山夢明とかを履修しておくと免疫がついて読める本が増える。 私が夢ちゃん先生の作品を読んだきっかけは東京ガベージコレクションなので分からないのですが、本来はどこが入り口なんでしょうか。柴田錬三郎賞とかでしょうか。なんにしても私が小野不由美の『残穢』を読んでも文庫本を平気で部屋に安置できているのは、「きれいな夢ちゃん先生」と「なんかすごい北九州ぽくない福澤徹三」が面白くて集中できないからです。 ババヤガと同じく映像化できないタイプのミステリーだと思われていた十角館は映像化されたらしいですが、『残穢』の映像化は上記の事由により輪をかけて面白かったことをここに記しておきます。 東京ガベージコレクションについて話せる人がいたら友だちになってください。




































































































































































































































































































