
昼寝ねこ
@hiruneko
2026年5月22日
物語のおわり
湊かなえ
読書メモ
感想
『イヤミスの女王』湊かなえさんらしくない作品だが私は面白く読んだ。ある小さな町で小説家を夢見ながらも家族や婚約者の反対で断念した少女が書いた手記が年月を経て北海道を旅行する人たちの手に次々と渡っていく。しかもその手記には結末が書かれていなかった。手渡された人はそれぞれの立場で結末を想像していく。一話完結の連作なのだがラストでパズルのピースがぴったり嵌まってチェーンのように物語がグルリと繋がり手記の結末もわかる。手記作者の絵美さんが幸せそうで良かった。孫娘の萌ちゃんも自分の力で後始末をすればきっと良い結果が得られると思う。



