
chilly
@chirirurirariru
2026年5月22日

列
中村文則
読み終わった
すごく面白かった、短い作品だから一気に読んでしまうのが勿体無いと思ったくらい。
誰かが自分の先にいるから目指すものがあり、後ろにいる人のおかげで自分が努力してきた証拠になる。
前に進めなくなったら「こんな馬鹿らしい事やめる」と自分の中で列から離れることを正当化すると、一見人生は自分だけで切り開いていくもののようにおもうけど、生きていたら何かの列に並ぶ事になる。
作中全ての先頭などいないとあったが、全ての最後列になる事もないわけで、なんの分野でも『自分より下がいる』という感覚がついて回るなと思った。
野間文学賞の作品が悉く自分にささって、選考員の方々に毎日感謝しています…