
chilly
@chirirurirariru
2025.3.7〜
- 2026年7月8日
ここはこどものいない国武田綾乃読み終わったディストピアだけど、まだ現代の香りが残っていて淘汰されていく歴史が廃れていく様子がよく見える作品だった。 人間としての本能は遺伝子に組み込まれているものなのか、幼い頃から刷り込まれたものなのか。従う事が正義なのか争う事が悪なのか。とても考えさせられる場面が多かった。 でも雨の匂いとか、素足の気持ちよさとか、温かいご飯の多幸感とかは作られたものな気がしないんだよなあ。 - 2026年6月29日
授乳村田沙耶香読み終わった普通じゃ無い事は悪いことじゃないんだけど、どれだけ異質で異端であるかが生々しく書いてあったように感じた。 普通に当たり前を受け入れる簡単さと、異質で当たり前のことができないけどそれが自分らしさと前向きに変換する難しさは混在してるし共生はできないんだろうなと思った。 自分の世界に閉じこもる事は、外を遮断する事と同義だなあ。 - 2026年6月13日
いい子のあくび高瀬隼子読み終わった単行本を買っていたけど文庫が出てしまって慌てて読んだ積んでた一冊 いい子でいたから周りのあなたたちも私のおかげで気持ちよかったでしょ?の奥にだからあなたたちも私に対していい子でいるべき。と自分が勝手にいい子を演じてるのに相手に見返りを求めちゃう事すごくわかる。 そもそも勝手に演じてはいたんだけど、無言で周りがそう求めてきたんじゃん。全部正解してあげたのに私はぶつかられる対象なのっておかしい。 いい子でいる事が幸せに繋がるんじゃなくて、都合のいい人間になってるのが生々しくて痛々しかった。 - 2026年6月6日
水たまりで息をする高瀬隼子読み終わった熟考して選んでないからといって、全てが間違いになるわけではない。 愛したほうがいいから愛しただけだと、ほんとうに思うの。 のあたりめっっちゃ好き。高瀬隼子の言葉選びはいつも私に刺さる… 間違いではないし嘘はついてない、素直でいるんだから順調な人生を歩めるのが当たり前って思ってる?って言われてるような気がした。 夫は台風ちゃんだったのかな。 大切にしていても、雑に世話していても生きていけない環境では結果死ぬ。 愛して、綺麗な水槽で飼ったとしても、手をかけた分だけ長生きするとは限らないってことかな。 最後の文読んでおわーーっここでおしまいかあって声出てしまった。 - 2026年6月4日
海を吸う/庭に接ぐ才谷景読み終わったたまたま目について気になってたけど 最初から最後まで好きすぎる文章だった。 訳わからなさすぎず、分かりやすすぎない なのに情景は頭に浮かんで、蒸し暑さとかぬめりとかてかりみたいなのがリアルに感じられて、不思議で最高の読書体験… この人の文章をもっと読みたい!って思ったらこれしか出てないの…!?もっともっと、この文章に埋もれたい… - 2026年5月30日
怖いトモダチ岡部えつ読み終わったこういう、会話形式?の文章を読むのは苦手だったはずなんだけどなんでかスイスイ読めた ある人からは天使で、ある人からは悪魔の印象を持たれるって相当な変人だなと思う。でもいるよなあこういう人笑 - 2026年5月22日
列中村文則読み終わったすごく面白かった、短い作品だから一気に読んでしまうのが勿体無いと思ったくらい。 誰かが自分の先にいるから目指すものがあり、後ろにいる人のおかげで自分が努力してきた証拠になる。 前に進めなくなったら「こんな馬鹿らしい事やめる」と自分の中で列から離れることを正当化すると、一見人生は自分だけで切り開いていくもののようにおもうけど、生きていたら何かの列に並ぶ事になる。 作中全ての先頭などいないとあったが、全ての最後列になる事もないわけで、なんの分野でも『自分より下がいる』という感覚がついて回るなと思った。 野間文学賞の作品が悉く自分にささって、選考員の方々に毎日感謝しています… - 2026年4月28日
PRIZE-プライズー村山由佳読み終わった本を書くのって大変なんだろうなー。賞を狙いすぎて個性が無くなったらその人の本としては売れ続けないし、好きなものだけを書いたら自信過剰とか自分に酔ってるようにみえるし。 いろんな計算と気持ちと人間模様があるんだなあ。 本が題材なのにバトル漫画みたいなのが面白かった笑 - 2026年4月21日
熟柿 (角川書店単行本)佐藤正午読み終わった友人がおすすめしてくれたので購入 轢き逃げ事件を起こしたというだけでも結構衝撃なのに、それでも働かないといけないし、うまく行ったと思ったら裏切られたり償ったはずの過去の事件のせいで転職しないといけなかったり…しまいにはこのままただ働くのには限界があるからより勉強しないと、なんて。 時間は本当に止まることはないんだなと知らしめられた気がした。 あの子のために、あの人のためにと他人を想いやるからこそ人間は自分勝手なんだなと思った。 悲しくて切ないのにあたたかい話でもあって不思議な読後感でした。 - 2026年4月5日
むらさきのスカートの女今村夏子ちょっとおかしくて気になる女の人の観察日記をつけながら徐々に距離を詰めていく話かと思ったら、ちょっとおかしい人を観察してるトチ狂った人の話だった。 どうやったそんなことまで把握できるの?と思うけどプライベートな時間のいつを観察のために使っているのかとか、そういうわたしの細かい描写がなくて薄気味悪すぎて好きだった。なんでそんなに影が薄いのかとか、その職場でその勤務態度で何であなたはクビにならないのかとか、何でそんなにお金がないのかとか…あなたのことの方が私達気になってます - 2026年4月3日
イン・ザ・メガチャーチ朝井リョウ読み終わった続きが気になる!とはまた違った感覚で読む手が止まらなかった。 なかば本能的に取っていると思っている行動も、人間という生物が歩むべくして歩いているものなのかも。私が歩いているこの道も自分で開拓していると見せかけて開拓しやすい様にだれかが整備してるのかも。 あと救いがなくて辛かった。救いがない話はとても好きだけどこれは違った。 何か行動を起こす時意図的に視野を狭めることって自分も身に覚えがあるけど、それって成功体験がある程度元になってる事が多い。だからこの間うまく行ったしきっと今回もうまくいく!っていつもは取らない方法で友達にアプローチしてみたりとか、家族とコミュニケーションとってみる。 私はそれで失敗した事無かったけど、それも周りが私の失敗体験にならない様に気を遣ってくれていただけだったら…?あの人は視野が狭いから仕方ないよ黙っておいてあげようって思われてたかも… - 2026年3月28日
BOXBOXBOXBOX坂本湾読み終わった霧の中のベルトコンベアと箱、限られた登場人物のみで構成されてるからこそ生まれる閉塞感と息苦しさ。初めから最後までしっとりというかじっとりしてて、全ての描写が薄っすら見えにくい…場面展開がなくてもこんなにズンズン読み進められたのって初めてだった - 2026年3月24日
バスカヴィル家の犬改版アーサー・コナン・ドイル,延原謙読み終わったホームズシリーズあんまり読んでこなかったけど、表紙が可愛くて購入。 本当に最後の最後までどうなる?どうなる!?ってわくわく読めた。 トリックがわかったあたりから読むスピードが落ちちゃってなかなか読み終わらなかったけど… - 2026年1月28日
終点のあの子 (文春文庫)柚木麻子読み終わった映画の広告で気になり購入 登場人物が多いけど、これって誰だっけって戻る事もほぼなく皆んなのキャラクターが立っていて読みやすかった。色んな登場人物の視点になるけど物語から置いていかれることもなくて、常に主軸になる子に私も同調している気分になった。 ただもっと若い時に、それこそ高校生や大学生あたりでこの本を読めたら良かったなと思う。今は少女たちの抱える嫉妬や劣等感は、おーかわいそうに、そうだね、辛いね、若いねー青春だよ、もっと悩みなさい👵っておば心が先行してしまうな笑 当時は私もきちんと感じていた醜い、けど儚くて美しい感情は大人になるにつれて忘れてしまったのだろうな。きっとそれも自分を守るための自己防衛で、周りに影響されすぎないことで心の安寧を図れる様になっているんだろうな。 - 2026年1月21日
リバース湊かなえ読み終わった亡くなった友人の人生を辿って自分の価値を見つけていく…?自分って必要とされていいんだ、気づかせてくれて有難う😭! え…嫌に綺麗な話すぎる、ちょっと気持ち悪いくらい… まあたまにはイヤじゃないミステリーもあるか… と思ってたら1番最後のページに「イヤ!」って半角カタカナくらいの嫌があった… それを今後言うの?他はさらけ出す決心をしたけどそれだけは秘密にしていくの?ってかんじの軽いモヤがのこる - 2026年1月9日
人間標本湊かなえ読み終わったドラマを見始めて、わ!!おもろそうすぎる!!先に本読みたい!!!と思って2話までみてから読み始めた。 初めの方からずっと薄っすらした違和感があって、でも人間標本という大パワーワードにかき消されて、こんな事する人だし辻褄の合わないこともするか。とスルーしてたところのほとんどが急激に回収されていって、でもそれが自分が事前に気付けたってタイミングで… 一気に読めてしまった… わりと気持ちよく違和感は払拭されたかなと思ったらスピンオフで、えっもしかしてそう言うこと…??が新たにもう一個増えて、でもそれだけはこの先どこでも答え合わせできないと思うとうーーーーーーわすきーーーーー 一生こう言う作品を吸って生きていきたい - 2025年12月9日
ハイパーたいくつ松田いりの読み終わった終始えっこれ大丈夫…?wやばwwクスクスwwいや笑ったら悪いか…? みたいな感覚で、気づいたら読み終わってしまった。 リリカル系とは…主に叙情的(感情豊かでしみじみとした情感を表現すること)な要素が強い作品や表現スタイル 叙情的とは…個人の感情や心情を詩的・情緒豊かに表現する様子 なるほ…ど…豊だった、確かに豊かだった。 - 2025年12月9日
楽園の楽園伊坂幸太郎読み終わったなーるほど。これを読んだらNI求会を設立したくなるよな〜 何でって理由を求める事は正しい事だし、調べたりして知ろうとする努力を怠ることは怠惰だって思ってたけど、何で起こってるのかわからない事に恐怖を感じて、それを払拭するための行動なのかもな。 アーティフィシャルとネイチャーが相対するものなのに、同じような方法で異物を排除しようとするのはどちらも生き物が作り出してるものだからかなー、とか。 - 2025年12月9日
嘘と隣人芦沢央読み終わったやっと読み終わったー どんでん返しの連続すぎて、だいぶ疲れてた。休憩しないと読みきれなかった… 良かれと思ってやったのにやらなきゃ良かった結果の連続で、でも誰も責められなくてスッキリしないのが良かった。 おばさま方の相手が自分を拒否するわけないって確信してる話し方がリアルで好きだった笑 - 2025年12月7日
N/A年森瑛読み終わったブックカバーの商品写真に使われていて、いわゆるジャケ買いをした一冊。 自分のやりたい事をやってるだけなのに、他人には他人の尺度で捉えられてしまい本当の理由は誰にも伝わらない。また他人は『変な事』と認識するとそれを排除するか更生させようとして『可哀想な人』として扱ってくる。 違うんですと理由を説明したところで、理解はされないと思うと、説明すらめんどくさくなってそのまま誤解されて『変な事をやめられない可哀想な人』として扱われ続ける。 誰にどう思われてもいいから私も説明しないタイプだけど、『かけがえのない大切な人』には分かってほしいのでその人だけには必ず一から説明する。主人公もそんな人が欲しいのかなと思った。
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