
しまりす
@alice_soror
2025年3月19日

高橋源一郎の飛ぶ教室
高橋源一郎
読み終わった
最後のラジオ朗読(別番組最終回)「さよならラジオ」は、人が人と直接触れ合う時の体温、表情、言葉、音楽、人の生み出す文化そのものを賛美する素敵な作品だった。
高橋源一郎の本は、特に意識していなかったが、巡り合わせが悪く触れてこなかっただけ。
もちろんラジオは聴ける限り毎週聴くし、彼の本も少しずつ手に取ってみようと思う。
彼のような作家は、普段見えないもの触れたことのないものの輪郭や手触りを教えてくれるヘレンケラーのサリバン先生のようであると思う。何か目の前にあるものの素晴らしさに気づかせてくれる。悍ましさかもしれないけれど。とにかく解像度が高まる経験に繋がる助言である。それは優れた創作をする人全てに言えることか。

