どべちゃん
@dovechan
2026年5月22日
娘が母を殺すには?
三宅香帆
読み終わった
借りてきた
このアプリをインストールして最初に記録するにはパンチのあるタイトル。
ついでにいうと図書館で借りるのもなかなか勇気がいった。
『母という呪縛、娘という牢獄』から連鎖的に貸出。ご丁寧にまえがきからきちんと読んで、それから目次。そして順番に読み進めるのが癖ではあるのだけれど、から読んで、今回は思い切って最終章の最後の見出しから読んでみた。
母の規範から外れるには娘の欲望が大切。
まだここだけ読んだだけでは「欲望を吸いとるのが母であり気力を吸われきった娘が欲望を持つのは至難の業」と感じた。
しかし全体を通して読むとなるほどと思う。
何より著者自身が「本や漫画を読むことが私にとっての母殺しの手段であり欲望だった」というのはすごくまとまりがいいし納得がいった。
この本で気になる作品がたくさんあったからだ。
あとは勝手ながら自分にとって母娘問題は重く、私も母の規範をたくさん背負っている自覚があるからこそ我が子が異性であることに少しだけ安心している節があった。
だから三章の注釈で「母・息子の問題がどれほど深刻なものかはあまり知られていない」とあってドキッとした。
自分には関係ない、良かったとどこかで連鎖しない安堵を得た気になっていたのだ。
母とはどこまでいっても身勝手な生き物なのだということを、体現している気持ちになった。