みつ "孤独のチカラ (新潮文庫)" 2025年3月21日
みつ
@m-tk
2025年3月21日
孤独のチカラ (新潮文庫)
齋藤孝
借りてきた
かつて読んだ
---どちらかというと、私は今でこそ仕事を最優先にしているが、人生の深い味わいのためには、感情の世界の方がずっと重要だと考えている。感情の世界があって初めて、生きているということが成り立つ。単にポジティブに仕事をするという〈生産〉にばかり向かうのが人生のすべてではない。
みつ
@m-tk
---人といるときはどうしても自分を奪われてしまう。それは別にネガティブな意味ではなく、自分を譲っているからである。だから、一人になって〈自分の中心を取り戻す〉ことが必要だとサートンは言う。
みつ
@m-tk
---人間の心は、言葉とイメージによってコントロールされている。イメージはもちろん大切だが、私たちが自己の信念を培うには、より言葉の力が大きい。言葉を呪文のように何回も繰り返してつぶやくことには大きな効果がある。だがそれにも増して、効果があるのは書くことだ。文字を書きつらねることで、こうありたいという理想の炎はいっそう燃え上がる。
みつ
@m-tk
---書物というのは大変不思議なものだ。本来出会うなずもなかった、死んでしまった人が、いたこの形で語りかけてくれるのだから、それだけで興味深い。
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