

みつ
@m-tk
気になった本を、読める時に読む。
心について考えたい。
ほんとうはもっとゆっくり生きていきたい。
- 2025年6月8日読み終わった買った一万円選書---この世界に生まれて、大切な親に認めてもらうために頑張る、その最初の頑張りが、そのまま人生の最後まで続く頑張りである。多くの人にとって(九割以上の人々にとって)、これは真実である。 親から引き継いだ頑張りを修正するのは、最初は思春期である。親の生き方に疑問を投げ掛け、抗議し、反抗し、一緒に生き方を変える。 結婚して子どもを育てれば、自分の子どもが思春期になった時に、再び、同じ問題に直面する。自分の思春期に修正しきれなかったものが子どもに引き継がれ、再び課題に上るのだ。子どもの思春期問題を通じて人生を見直す。二回目が一回目と違うのは、その歳になっていると人生の先の時間よりも振り返る時間の方が長くなっているから、人生のほぼ全体が見えているという点である。 ああ、自分の生き方は生まれてからずっと変わっていないな、と思って(この世界での)生き方の土台が見えると同時に、ああ、この部分は自分は我慢してきたんだと長くかかえてきた辛さもまた見える。変わっていない生き方の基本、その上にかかえてきた生き方の矛盾、その両方が見えると、人生がまるごと見えたことになる。
- 2025年6月2日会社のためではなく、自分のために働く、ということチェ・イナ,中川里沙買った読んでる一万円選書
- 2025年6月2日
- 2025年5月7日
- 2025年5月4日カラー版 本ができるまで 増補版岩波書店編集部買った読んでる---「本の第一義は、本文紙に印刷された文章や数式の内容でしょう。でも同時に本は、紙やインキやクロス、革、ノリなどでつくられたモノ(マテリアル)でもあります。モノにはモノだからこその魅力があります。それは表紙を包むクロスや革の匂いや手触り、あるいはその本を贈ってくれた人の思い出かもしれません。その人を思い出すためだけに本を手に取ることもあるでしょう。それができるのは、本がモノだからです。私は本書の初版で栗津潔印刷博物館初代館長が述べていた『いかに情報技術や産業が栄えても、人類はけっしてモノを捨てない』という言葉に強く共感します。私たちにはそれが絶対に必要だと思うからです」
- 2025年4月26日会社を変える分析の力河本薫借りてきた読み終わった---「データ分析」を行為ではなく目的まで遡って考えたとき、「データ分析」に求められる本当の能力が見えてきます。「料理」にたとえると、「人を味覚で感動させる」という目的まで遡って考えれば、料理人に求められる本当の能力が見えてきますね。同じように、「データ分析」について「意思決定に役立つ」という目的まで遡って考えれば、それに求められる能力が見えてきます。 この目的に照らせば、「データ分析」とは、数値計算やデータ処理といった定型的なプロセスに納まるものではなく、どのようなデータをどのように分析すればどのような意思決定に役立つかを考える創造的な思考プロセスの側面を持ちます。
- 2025年4月12日「後回し」にしない技術イ・ミンギュ借りてきた読み終わった---新たなスタートのための完璧なタイミングはないのだ。正月元旦になったらあなたを守ってくれる天使が舞い降りてくるということもないし、誕生日になったからといって魔法のようなことが起こることもない。禁煙をするのに最も良い日などカレンダーには載っていない。勉強を始めるのにもっともよい時間もない。 もっとも実践に適した日は「今日」であり、もっとも実行に適した時間は「いま」である。決心を実行するのに、「いま」ほどよいときはない。
- 2025年4月6日
- 2025年3月31日ひきこもりの〈ゴール〉石川良子借りてきたかつて読んだ---まず必要とされるのは、Fさんが語ったような「動けなさ」を理解することだろう。ただし、これは共感することと同じではない。これまでの調査経験から、いまひきこもっていない人にとって、この困難はとうてい共感的に理解できるものではないことを、私は実感している。しかし、たとえ共感できなくとも、困難を抱えているということだけは理解できるはずだ。誤解を恐れず極端な表現を用いれば、当事者に対して共感は必要ない。必要なのは、何か困難を抱えているということ、それ自体に対する理解である。
- 2025年3月31日
- 2025年3月31日大人のトラウマを診るということ青木省三借りてきたかつて読んだ---出来事が大きいか小さいかは別にして、当の本人が精神的に大きな恐怖や苦痛を感じれば、その出来事はトラウマとなり、トラウマ反応を起こす。大切なのは、出来事の程度と「トラウマ(心の傷)」は必ずしも同じではないということである。大きな出来事でも、「トラウマ(心の傷)」は小さいときもあるし、小さな出来事でも、「トラウマ(心の傷)」は大きい時もある。出来事には、生命の危険を伴うものから、そこまでではないが本人にとっては危機的なものまでいろいろある。
- 2025年3月28日「気の持ちよう」の脳科学毛内拡借りてきた読み終わった---自分が悩み振り回されている気持ちの問題が、脳という臓器の一時的な不調だったり、脳が生まれつき持っている性質のせいだったりすることを知っているのと知らないことでは、対処の方法が変わってくると思う。それこそ、心が軽くなる、四角い心を丸くすることができる薬の処方箋のようなものだ。
- 2025年3月28日
- 2025年3月25日
- 2025年3月22日
- 2025年3月22日エフォートレス思考グレッグ・マキューン,高橋璃子借りてきたかつて読んだ---最新の脳科学および心理学によると、「今」として体験される時間はおよそ2.5秒。私たちはつねに2.5秒を生きているともいえる。大きな成果も、突き詰めればこの小さな現在の繰り返しだ。 2.5秒の時間があれば、私たちは注意を切り替えることができる。 たとえば携帯電話を置く、ブラウザを閉じる、深呼吸をする。 あるいは新しいことを始めることもできる。たとえば本を開く、ノートを取り出す、ランニングシューズを履く、引き出しからメジャーを探し出す。 (中略) 重要な方向に一歩踏み出すと、ゴールにたどり着くのは容易になる。無駄な方向に一歩を踏み出すと、ゴールにたどりたどり着くのは困難になる。 「今」の使い方を変えれば、その後の行動は大きく変わる。 2.5秒をモノにして、最初の一歩を有利に踏み出そう。
- 2025年3月22日まとまらない言葉を生きる荒井裕樹借りてきたかつて読んだ---生前の横田さんとお話する際、私が思わず「私たちは〜」とか「この社会は〜」といった「大きな主語」で話をすると、横田さんからは次のような言葉が返ってきました。 それで、君はどうするの?君は、どうしたいの?
- 2025年3月21日
- 2025年3月20日「心のクセ」に気づくには村山綾借りてきた読み終わった---記録やデータを取り、そのままでは目に見えない不安や不確実性を生み出してる要素を目に見えるようにしていくという方法は多くの場面で活用できるはずです。いろいろな角度から情報を眺めてみると、今まで見えてこなかったことも見えてきます。自分の思い込みに気づいたり、コントロールできることとできないことを見極めたりするためのサポートをしてくれるでしょう。
- 2025年3月16日発達障害と思春期・青年期橋本和明借りてきた読んでる---誰にとっても、「話を聴いてくれた」、「理解してくれた」と感じることは、相手を信頼するのに重要なファクターになることは間違いありません。人とつながりたいと願いながらもつながる術をもちにくい彼らに、人とつながったという感覚を抱いてもらうこと、これが支援の第一歩であると考えます。
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