
九日
@kokonoka
2026年5月22日
読み終わった
主人公自身がこの本を読む、という本が赤い分厚い綺麗な装飾枠の装丁、はてしない物語リスペクトを感じて惹かれた。
分厚いけどさくさく読める。マトリョーシカみたいにどんどん物語が入れ子構造になっているけど読みづらくはなく、どの話を読んでるかも分かりやすく、それ故に帯文の『巨大迷宮』というほどでもないかな。
入れ子構造の物語も、描こうとしているものも、自分の好みだと思うんだけどいまいち惹かれきれなかったなあという感じ。
ずっと「宗教」に違和感があるのと、だいぶ都合よく進むのと、理由に納得感が感じにくいのと、色々うーーん?と思いつつ最後まで読めちゃった。面白かったのか、なんとも言い難い。
おそらくこれは何かのヒントだな栞入れとこう、こういう感じの違和感を見逃さないぞ、と読んでる時が一番楽しかったかも。しかし違和感の一つは解消されないまま読み終わってしまい、もしかしてわたしが読みきれていない謎と答えが残っているのではないかとか。『水神叙事詩』を読むシェルーミアの描写の齟齬ってどこかで説明ありました?