
キイチ
@Mt_1924
2026年5月22日

ある大学人の回想録: ヴィクトリア朝オクスフォ-ドの内側 (SUPモダン・クラシックス叢書)
マーク・パティソン,
Mark Pattison,
舟川一彦
読んでる
1章
クリティカルに知りたい条件とは所属コレッジや時代が違うので空気感などは異なるだろうけれど、システムや用語の訳し方などの参考になればと購入。
サンディもマロリーも名門パブリックスクールからオックスブリッジ進学だったので、家で教育を受けてきた人の経緯はちょっと新鮮。伸びやかだなー。
それだけに、入学後周りから悪い影響を受けたり、自意識過剰になってしまうのは、読んでいてちょっと心が痛む。後々克服したというけれど、2章以降の話だ。
それにしても、サンディの頃も今から見ると大概な面があるとはいえ、昔のオックスフォード大の状況を知ると唖然とする。
謂わば普通及第点以下で卒業するクチと、奨学生や真面目な学生を一緒くたにしてはいけないと知らなかった時、ひたすら困惑していた。
サンディが籍を置いていた当時でも、オックスフォード大に入りながら学問を軽んずる風潮があったという言及はあったけれど(『第三の極地』だっけか……彼はそのグループには属していなかった)、時代を遡るほどびっくりさせられる。
19世紀前半からの数十年を見ていくなら、この点については1854 年のオックスフォード大学法制定が大きな転機になるのかな?