らくだ
@sohmen
2026年5月22日
死にがいを求めて生きているの
朝井リョウ
読み終わった
若者の自意識を書くのがうますぎる。
競争のある社会では強者だった雄介が競争のない社会では存在意義を失い弱者になってしまう。
競争に敗れた弱者を守ろうとして別の弱者が生まれるのであれば、それはただ時代の流れによって強者と弱者が入れ替わっているに過ぎない。
雄介は過剰だから共感はできないとしても、誰しも雄介みたいな要素は持っているだろうし、共感できないからと言って切り捨てたら、かつての弱者切り捨てと同じになる。
とはいえ、大学生という設定だから書かれなかったけど、雄介みたいな人は資本主義の枠で競争して金を稼ぐことにエネルギーを注げばいいし、実際そういう人は多いだろう。


