
ライツ社
@writes_p
2026年5月23日
本が生まれるいちばん側で
藤原印刷
読んでる
ZINEイベントに行くと、たまに「こんなの本にしていいんだ」と衝撃を受けることがあります。この本には、その感覚がずっと流れています。完成度や商業性より先に、「つくりたい」という衝動を肯定してくれる。その姿勢が清々しくもある。
読みながら、「本づくりって、もっと自由でいいんだな」と何度も感じました。肩肘張らなくても、自分の好きや衝動を形にしていい。その空気感がやさしく伝わってきて、読んでいて自然と気持ちがほぐれていくようでした。
紙や製本の話はもちろん出てくるのですが、本質は「どうすれば、その人の表現を本という形にできるか」に向いています。“共犯者”として「やりたい」に寄り添ってくれる印刷会社。
ZINEを作ったことがある人なら、「できない」のない本づくり、という章タイトルだけでもかなり刺さると思います。
ZINE好き、本屋好き、紙が好きな人にはかなりおすすめです。逆に、「出版業界の裏側を知りたい」というより、「自分も何か作ってみたい」という気持ちがある人にこそ刺さる本だと思います。









