
紫嶋
@09sjm
2026年5月23日
今夜はジビエ
小川糸
読み終わった
借りてきた
有名作を数多生み出していらっしゃる小説家さんの暮らしのエッセイ。小説の方は一作も読んだことがないまま、いきなりエッセイに触れてしまったのは、果たしてよかったのか笑
手作りを楽しみ、自然を愛で、小さな工夫をこらしながら穏やかに暮らす人の生活の様子を知るのは、純粋に興味深いし色々と参考にもなる。
そうした理由で時折こうした暮らし系のエッセイに触れるのだが、本作もまた様々な面白さや興味のひかれる話題があった。手作り石鹸の作り方や、ハーブの育て方など、読む中で気になった話題があると、その都度読書を中断してネットで調べてみたり。
しかしまあ、少し穿った見方をするのであれば、環境や動物を守るべしと唱える人が、原生林の土地をわずかであろうと買い上げ拓いて山小屋を建ててしまったり、都市的な生活への疲れを訴え不便でも自然の中での生活が良いと言いながら、それでも車ありきネットありきではあり、かついざとなれば東京という大都市に戻ることもできる環境はキープしたままであることを踏まえると、こうした「自然と共存する素敵なライフ」の裏側にある、余裕ある人間の傲慢さや矛盾をも感じてしまった。
日本人、ある程度の年齢になると田舎暮らしやロッジ暮らしに憧れるもんねっていう。
とはいえ、長野の山の暮らしはさぞ美しかろうと思う。その光景を想像すると、やはり惹かれるものがあった。
