
つつじ
@m_tsutsuji0815
2026年5月23日
読み終わった
"「自力で金を稼ぐ人ほどえらい、社会において存在価値がある」「それができない人は存在価値がない(社会から支援を受けられなくても仕方ない)」。こういった考え方こそがファスト教養を支える土壌になっているのだとすると、そんな極端な文化はどのように形成され、どのようなプロセスで社会に広く内面化されるに至ったのだろうか"
とか、出口治明氏とか池上彰氏とか山口周氏とかの教養論がメディア側によってファストに扱われることへの問題意識はわかるんですが
"ひろゆき、中田敦彦、カズレーザー、Daigo、前澤友作、堀江貴文"
という「ビジネス・教養系YouTuber影響力トレンドランキング」の顔ぶれに平成末期感を感じる本だった


つつじ
@m_tsutsuji0815
"より素直な自己開示を進めること自体は価値判断が挟まれることではない。ただ、そういった流れの中で、時に大言壮語でありながらも社会全体のあり方に向けられてきた視点はどこかに行ってしまった印象を近年の堀江からは受ける。ロケット開発を通じて社会との接点を見出そうとはしているものの、かつての「巨悪に立ち向かわんとするスター」といった面影はもはやない。堀江が今発しているのは「これまでの社会は良くない、だから自分で"ハック"する術を身につけろ」という個人にとっての利潤の最大化を促すようなメッセージばかりである。社会を変えることは諦めて、単純化した投げかけが機能する人たち向けのビジネスにフォーカスしているように見える"
"公に対する意識が消えうせ、個々人のライフハック的自己啓発に特化するようになった堀江が、教養を語る"
渡邉恒雄氏、あれは所詮トリックスターだと看破していたのかもしれない