ファスト教養 10分で答えが欲しい人たち
46件の記録
さとお@satoo_01052026年2月20日読み終わった効率化やタイパを追求する現代人の心理ではなく、その本質と背景について書かれた本書。そこにあるのは、ビジネスやお金儲けに関わること以外は全て無駄なものと位置付けてしまうという何とももの悲しい姿勢があった。そういう無駄なことを、これからも消費していきたい。 (余談だが、本書にはホリエモンや中田敦彦、ひろゆきといった、個人的に嫌悪している人物がやたらと出てくるので、「はじめに」と「おわりに」を読めばそれこそ“10分で”本書についてそこそこ理解できたかもしれない。)
もなか@monak2026年1月25日読み終わったタイパやコスパを信奉する人たちのカルチャーへの向き合い方にモヤっとした感情を持っていたので、それをうまく言語化してくれていてありがたかった。 作中にある"受け手が文化の水準を左右する"という意見を踏まえると、ファスト教養からある程度の距離をとっておかないと文化衰退につながると思う。
つる|新奇性探索おじ@NovelSeekingO2026年1月21日読み終わった借りてきた表題にある「ファスト教養」の定義があるようで無いので、なんとも掴みづらい。「教養」が「ビジネス(金儲け)」に組み込まれている様相を、もう少し定式化してほしかった。↓ 「着実に勢力を広げつつあるそんな考え方を、筆者は「ファスト教養」という言葉で定義する。(p. 27)」 「そんな状況を第一章では「ファスト教養」と名付けて説明してきた。(p. 44)」 「こういった大きな流れを、ファスト教養という言葉で説明してきた。(p. 78)」
ゆにこ@unico03102025年10月23日読み終わった漠然とした「教養」とはなにか。 教養と言っても現在にかけて様々な変容を経て時代と共に変化している。 インフルエンサーが発信する要約された知識。 次から次へと流れては消えていく要約された情報だが、曖昧で確実性は不明。 いかに多くの情報を手っ取り早く摂取して消費するか。 そんなことも知らないの?と思われたくないのでチラ見程度の情報は常に仕入れておきたいが、今はこれが主流だけどどうせすぐ時代は変わるんだろうという感覚で見ていたいと常に思っている。- チャモピーピーチャマ@chu_berry2025年8月2日読み終わった(要加筆)(何をメモに残せばいいのかまとまらなくてずっと反芻してる、そのくらい有難い本です) 世界を理解可能なものにして仕事がより捗るようになり目上の人と共通の話題で盛り上がることができて、そうやって自分の生活をより“豊か”にしてくれるものとしてのファスト教養について、それをとりまく環境と対処法について記述されている。 ホリエモン、中田敦彦、本田圭佑など時代の寵児と評される人々に対する筆者の態度は一概に厳しすぎるものでもなく、ファスト教養とそれを求める人への眼差しは、かつて「2004年に入社した自分」、可能な限り早く武器を得てもっと成長したいと切望した自分への優しい眼差しに基づいている。忙しくて追い詰められていて岩波文庫だなんだと読む暇はない人がファスト教養に活路を見出すことを否定しない。 ファスト教養を覗き込むとき、同時にファスト教養はこちらを見ているというのは大いに共感するところで、私が今までファスト教養的な本(教養のための、明日から役に立つ、誰も知らない、人生逆転といった眉唾な言葉で埋め尽くされた本)を敬遠していたのは、本が醸し出す不安に取り込まれてしまうのが怖いからだった。私はまだ読めなさそうだけど、勇気を出して研究した筆者をめちゃ尊敬している。 ファスト教養と古典的な教養の違いは、既製品を買うか手作りにこだわるかの違いに似ている気もする。どういうプロセスでできているのか、作るときに何を考えているのか、他のものとの共通点や相違点は何だろうか、もっとよくわかるためには次は何を作ればいいだろうか…というように、ひとつの対象に対して自分がどのくらい感性鋭く関わることができるのかというのが手触りのある作業によって引き出されているように、教養を得る過程そのものがその人の感性を訓練するものであるといいなと思っている。その点でファスト教養というのはできるだけわかりやすく美味しいものを、できた状態のまま食べたら舌が肥えますよというようなもので私とは相容れない。本文で「すぐ使えるようになるものはすぐ使えなくなってしまう」という言葉が引用されていたように、教養は一朝一夕で出来上がるものではないし時間をかけてじっくり育ててこそであるのに。 しかしそういった自己の内面の涵養のために学ぶことの現代社会においてなんと難しいことか。この本の次に読んだ『承認をめぐる病』において、現代を生きる人は以前にも増して他者との関係性、他者からの承認をアイデンティティとして生きているという指摘があった。この議論はファスト教養が流行する理由と繋がっていて、



凪@nagi2025年3月22日読み終わった借りてきたすぐ役に立つものばかり追いかけることも、それらを頭から否定して、実学正反対ばかり取り入れることも、どっちもバランス悪いよね、中庸がいいんじゃない?的な。 ノイズ、雑談が必要という部分は「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」とも同じ主張で興味深かった。 お墨付き?をもらったのでこれからも大手を振って、単純に好み駆動で本読んだりなんやりしたい。

はぐらうり@hagurauri-books2024年1月8日読み終わった面白かった。僕が当時から大嫌いな「自己責任」論についても多く触れられており、ファスト時代にまでの繋がりを認識できた。僕も筆者と同世代。同じ違和感を共有しているのを知ることで、いつも動揺を鎮められている。






















