
蛇壺サウザント
@kaibunyomietc
1900年1月1日
百年の孤独
ガブリエル・ガルシア=マルケス
かつて読んだ
他人の孤独の部屋に踏み込んだことはあるか?私はない。自分の孤独の部屋しか持っていない。だからガルシア・マルケスの孤独は沁みた。延々と連なる真っ白な壁、常に手入れしていなければたちまち植物に覆われてしまう家、土を食べなければ生きていけない性質、近親相姦の末にいずれ生まれてしまう豚の尻尾をもつ赤子。一族の栄光と滅びが瞬く間に広がっては跡形もなくなっていく。誰もが皆、孤独を噛み締めて居なくなってしまう。そこに美しさがある。