
やなぽん
@yanapong
2026年5月31日

チーズとうじ虫 新装版
カルロ・ギンズブルグ,
杉山光信
買った
読み終わった
歴史学
16世紀ヴェネツィア東方で生涯を過ごした粉挽きメノッキオ。彼が読んだ何冊かの本を元にした深い思索の末に、彼の中に育まれていった、ラディカルかつ農民的平等主義思想のキリスト教世界観、端的に言えばそれはローマ・カトリック協会から見れば異端に他ならない。いかにしてメノッキオがそれらの世界観を己の内に構築し、異端の疑いを受け、異端審問を受け、そして最終的に彼はどうなるのか。それまでの歴史学ではクローズアップされてこなかった一農民の心性から、16世紀における知の交流・伝播・受容を描き出す。当初翻訳刊行は1984年。

