
yt
@yt
2026年5月24日
椎名林檎論 乱調の音楽
北村匡平
読み終わった
「彼女の20年以上に及ぶ長い活動と影響を考えれば、私たちは椎名林檎の音楽を捉え損なってきたというほかない」(p11)
捉え損なってました。
ちょっと考えられないくらい真摯で偉大な表現者でした。
「刹那に囚われた痛みの体現者としての初期の椎名林檎は、もはやここには存在していない」(p205)
もはや事変と名指すしかない大きな変動もあり、それがOSCAのような楽曲にも表象されていた。
そして今も走り続けていてくれることは端的に嬉しい。
「調和が乱れる瞬間にこそ、彼女の実存が宿っているのだ」(p379)
困難な音楽批評をする上で「君の再生装置で蘇らせてくれ」は、著者からのメッセージとも感じられました。
ピザ屋の彼女になってみたい。










