
あやさび
@ayasabi
1900年1月1日
僕には鳥の言葉がわかる
鈴木俊貴
読み終わった
@ KIMAMA BOOKS(キママブックス)
鈴木さんは東京大学准教授の動物言語学者。動物言語学は鈴木さんが創設された学問です。
大学生の時にシジュウカラ、コガラ、ヤマガラといった混群と呼ばれる鳥たちが、「ディーディーディー」という鳴き声で集まってヒマワリの種を回収している場面に遭遇し、鳥たちが言語を使っていることに気づきます。こちらの本は、その鳥たちがほんとうに言語を使っているのかの観察と実験、実証、そして鈴木さんと鳥たちとの間で起こったいろんな体験の詰まったエッセイ本です。
鈴木さんのご実家の庭には巣箱があり、毎年春になるとシジュウカラが繁殖のために使いにきて、ご両親はその間手厚く見守っているそうです。巣箱には監視カメラが付いていて、鈴木さんのXの投稿で子育て中のシジュウカラの写真を見ることができます。
「うちの両親にはシジュウカラ語を教えてあるので、かれらの警戒声をたよりにネコに気づくことが多い。「ピーツピ、だからネコが来てる! お父さん追い払って!」と母が言うと、父はあわてて庭に出ていく。シジュウカラ語を理解する母と、ネコを追い払う父。素晴らしい連携プレーだ。」p143-144
なんと微笑ましい・・・。ちなみにピーツピはシジュウカラ語で「警戒!」という意味だそうです。
こちらの本には特別付録でシジュウカラの鳴き声が聞けるQRコードが載っています。かわいい鳴き声・・・。早速キママブックスの外に出て、楠並木に向かって鳴き声を流してみましたが、車がブンブン通っていくだけでした。
このシジュウカラ語に文法が存在することを証明するために、鈴木さんが編み出したのは、大ファンであるルー大柴のルー語(!)を応用することでした。これが何とも面白い!こう考えて組み立てていくのかあ・・と、頭を柔らかーくしてもらった気分にもなり楽しかったです。こちらの章も是非とも読んでほしいです。
鈴木さん、まさに愛すべき天才です。ファンになりました。Xもすぐにフォローしました。たぶん、ツイッター🐥がXになった時、鈴木さんは悲しかっただろうなあ・・・。