あやさび "新しい恋愛" 1900年1月1日

あやさび
あやさび
@ayasabi
1900年1月1日
新しい恋愛
新しい恋愛
高瀬隼子
高瀬さんは『おいしいごはんが食べられますように』で芥川賞受賞されています。 なんとなくもやっとするけど、気にしないふりをしてスルーしていることに、目を逸らさず物語にしてしまう高瀬さん。 『新しい恋愛』も、読んでいると、わたしの中にある偏見を剥き出しにされて、普通に共感して読んでたはずなのに、あれれ?なんだかおかしい…わたし考え方まずかったかも…と頭の中がグルグル。これは、まさに新しい読書体験。ネタバレになってしまうから、説明がとても難しい。人間関係、時代、環境から生まれる歪み、その難しいところを本当に見事に物語にされています。 どのお話の主人公も、おそらくわたしよりもひとまわりふたまわり下の世代なんだろうけれど、わたしの世代の感覚とも共有できたりもするし、あれ、これいつの時代?昭和?令和?未来?、となんだかクラクラ。 おそらく、日本の恋愛の価値観が問われているのだと思います。新しく変化していこうよ、と。 相手を思いやりながら、ゆるやかに変化しながら新しい恋愛できたらいいなあ。本屋はそんな新しい恋愛が潜んでいると思っています。なぜなら、本屋にはそのヒントになる本がたくさんあるから。
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